岩国城
Iwakuni Castle
錦帯橋の上の山に立つ天守。完成からわずか7年で取り壊された城を1962年に再建したもので、ロープウエーで上がれば錦帯橋と城下町を見下ろせます。
わずか7年で消えた山の上の城
岩国城は、山口県岩国市の横山(よこやま)の山頂にある城です。関ヶ原の戦い(1600年)のあと、岩国藩の初代藩主・吉川広家(きっかわ ひろいえ)が築き、1608年に山の上の城が完成しました。
ところが1615年、江戸幕府が出した「一国一城令」(ひとつの国に城はひとつだけとする命令)によって、完成からわずか7年で取り壊されてしまいます。
錦帯橋から見えるように建てた天守
今の天守は1962年に鉄筋コンクリートで再建されたものです。元の天守と同じく4重6階の「南蛮造り(なんばんづくり)」で、最上階が下の階より大きく張り出しているのが特徴です。
再建のとき、天守は元の場所より約30m南に建てられました。麓の錦帯橋(きんたいきょう)から見たときに、城がよく見えるようにするためです。元の天守の土台の石垣は1995年の発掘調査で掘り出され、復元されています。
天守の中には刀や甲冑(かっちゅう:よろい・かぶと)などが展示されています。岩国城は「日本100名城」にも選ばれています。
行き方
山の麓の吉香公園(きっこうこうえん)のそばから、岩国城ロープウエーで山頂へ上がります。ロープウエーの乗り場は錦帯橋から歩いて約10分、山頂駅から天守までは歩いて約10分です。
ロープウエーは月末などに点検のため運休することがあります。天守の開館時間や料金とあわせて、出かける前に公式情報を確認してください。
ヒント
- 錦帯橋、吉香公園、ロープウエー、岩国城は一続きで回れます。錦帯橋のたもとから天守を見上げてから山に上がると、再建のときに「見え方」が重視された理由がよくわかります。
- 天守だけでなく、復元された元の天守台の石垣も見ておきましょう。本来の天守がどこに建っていたかがわかります。
- ロープウエーは点検のため運休する日があります。月末に行くなら、事前に運行を確認してください。
出典
- 岩国城 - 岩国の観光.com(岩国市観光協会) (新しいタブで開きます)
- 岩国城ロープウエー|おいでませ山口へ【公式】 (新しいタブで開きます)
- 岩国城 - Wikipedia (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。