千葉県 · ランドマーク
犬吠埼灯台
Inubosaki Lighthouse
関東の東の端、太平洋に突き出た岬に立つ明治時代の白い灯台。99段のらせん階段を上ると、荒波が打ち寄せる海を見渡せます。
明治7年に灯った、国産レンガの白い灯台
犬吠埼灯台は、千葉県銚子市の犬吠埼(いぬぼうさき)に立つ灯台です。「埼」は海に突き出た陸地、つまり岬のこと。1874年(明治7年)に初めて明かりが灯りました。
設計したのは、明治政府に招かれて日本各地の灯台づくりを指導したイギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンです。国産のレンガを使って造られた最初の建物とされ、2020年12月には、旧霧笛舎(きゅうむてきしゃ:霧のときに音で船に知らせる設備の建物)、旧倉庫とともに国の重要文化財に指定されました。「世界灯台100選」にも選ばれています。
99段の階段を上って太平洋を一望
犬吠埼灯台は、中に入って上ることができる「参観灯台」です。99段のらせん階段を上った先から、太平洋を大きく見渡せます。
灯台のまわりは三方を海に囲まれた台地で、崖の下に並ぶ岩場に荒波がぶつかる様子を見られます。敷地内には資料展示館もあり、国内最大級の第1等フレネルレンズ(光を遠くまで届けるための大きなレンズ)などが展示されています。
日本でいちばん早い初日の出
犬吠埼は関東地方の最も東にあり、山の頂上や離島を除くと、日本でいちばん早く初日の出(元日の朝に昇る太陽)を見られる場所とされています。
行き方は、JR「銚子駅」から銚子電鉄に乗って約16分の「犬吠駅」で降り、歩いて約10分。東京駅八重洲口からは犬吠埼方面への高速バスもあります。
ヒント
- 灯台の中に入れる時間は季節によって変わり、冬は短くなります。公式情報で参観時間を確認してから出かけましょう。
- 灯台に上ったあとは、敷地内の資料展示館や旧霧笛舎も見ておくと、灯台の歴史がよくわかります。
- 銚子駅から先は銚子電鉄に乗り換えます。東京から行く場合は、犬吠埼まで直接行く高速バスも選べます。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。