眼鏡橋
Meganebashi Bridge (Spectacles Bridge)
長崎の中島川に架かる、1634年生まれの石造りのアーチ橋。2つのアーチが川面に映ると「めがね」の形に見えることから、この名前で親しまれています。
中国から来た僧がかけた石の橋
眼鏡橋は、長崎市の中心部を流れる中島川に架かる石橋です。1634年、長崎の興福寺(こうふくじ)の住職となった中国出身の僧・黙子如定(もくすにょじょう)が架けたとされています。
2つの半円形のアーチが水面に映ると、丸いレンズが2つ並んだ「めがね」のように見えることから、眼鏡橋と呼ばれるようになりました。沖縄の天女橋を除けば、日本で最初の石造りのアーチ橋とされ、国の重要文化財に指定されています。東京の日本橋、山口県岩国市の錦帯橋と並んで「日本三名橋」のひとつに数えられることもあります。
大水害を乗り越えた橋
1982年の長崎大水害では、中島川にかかる石橋の多くが流されました。眼鏡橋も半分ほどが壊れましたが、流されずに残りました。下流から回収した元の石も使って、翌年に復元されています。
眼鏡橋のまわりの川岸の石垣には、ハートの形をした石が埋め込まれています。恋がかなうと言われ、ハートの石を探すのも、訪れる人たちの楽しみになっています。
川辺を歩いて楽しむ
水の少ないときは、階段で川岸に下りて歩くことができます。橋を下から見上げたり、水面に映る「めがね」の形を眺めたりするなら、川岸からがおすすめです。
冬の長崎ランタンフェスティバル(長崎の街を中国風のランタンで飾る祭り)の時期には、橋のまわりもランタンで彩られ、多くの人でにぎわいます。
行き方
長崎駅から路面電車(蛍茶屋行き)で約4分の「市役所」電停で降り、歩いて約4分です。長崎駅からバスで「めがね橋」バス停まで行くこともできます。橋は街なかにあるので、散歩の途中に気軽に立ち寄れます。
ヒント
- 「めがね」の形をきれいに見るなら、風が弱く水面が穏やかな時間を選び、少し離れた川岸から眺めましょう。
- ハートの石は、眼鏡橋の近くの川岸の石垣に埋め込まれています。川沿いを歩きながら探してみてください。
- 中島川には眼鏡橋のほかにも、袋橋などの石橋が続いています。川沿いを散歩しながら見比べるのもおすすめです。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。