長崎ペンギン水族館
Nagasaki Penguin Aquarium
世界に18種いるペンギンのうち9種を飼育する、ペンギンが主役の水族館。深さ4mの大プールで飛ぶように泳ぐ姿や、週末には本物の海の浜辺で過ごすペンギンを見られます。
クジラとペンギンから始まった水族館
長崎ペンギン水族館は、長崎市東部の「東長崎」エリア、宿町(しゅくまち)の海辺にある水族館です。前身は長崎水族館で、1959年、南氷洋(南極の海)で漁をしていた捕鯨船が4羽のヒゲペンギンを運んできたのが、長崎とペンギンの出会いでした。江戸時代から捕鯨の基地として知られた長崎らしい始まりです。
長崎水族館は1998年に閉館しましたが、市民やペンギンファンの願いを受けて、2001年に体験型の水族館として長崎ペンギン水族館が開館しました。前身の時代からペンギンの繁殖の先駆けとして知られ、その技術は海外の文献で「長崎方式」と紹介されたこともあります。今いるペンギンの約7割は、長崎で生まれたペンギンです。
9種類のペンギンに会える
地球上のペンギン18種のうち9種を飼育していて、種類ごとの違いを一か所で見比べられます。南極周辺の島々にすむペンギンの「亜南極ペンギンプール」は深さ4m、水量200トンで、国内最大級の大きさです。水中をすばやく泳ぐ姿は、まるで空を飛ぶ鳥のようです。
暖かい地域にすむペンギンのエリアや、オーストラリアからやってきた世界最小のペンギン、コガタペンギンの飼育場もあります。館内には、39年以上飼育されて世界最長の飼育記録をつくったキングペンギン「ぎん吉」のはく製も展示されています。
自然の海で泳ぐ「ふれあいペンギンビーチ」
水族館の前は本物の海です。「ふれあいペンギンビーチ」では、ペンギンが自然の海で泳いだり、砂浜で休んだりする様子を観察できます。公式サイトは世界初の試みとして紹介しています。開催は土日祝日のみで、悪天候の日や、鳥インフルエンザが流行している時期、羽が生え変わる換羽期(かんうき)には行われません。
ペンギン以外にも、長崎近海の魚を集めた「長崎の海水槽」、ヒトデやナマコ、ウニにさわれるタッチプール、クラゲ水槽などがあります。タイ政府から長崎市に贈られた世界最大級の淡水魚、プラー・ブック(メコンオオナマズ)も見どころです。
行き方
JR長崎駅前(交通広場)のバス停から、長崎県営バスの「網場(あば)・春日車庫前」行きに乗ります。長崎市の観光サイトによると、バスで約30分、「ペンギン水族館前」で降りて歩いて約5分です。タクシーなら長崎駅前から約30分です。
車の場合は、長崎自動車道の長崎芒塚(すすきづか)インターチェンジから約5分です。営業時間や入館料は公式サイトで確認してください。
ヒント
- ふれあいペンギンビーチは土日祝日だけの開催で、天気が悪いと中止になります(2026年9月26日・27日も中止になりました)。目当てにする場合は、当日の朝に公式サイトのお知らせを確認しましょう。
- 館内での飲食はできませんが、屋外のペンギン広場や芝生公園では食べられます。当日なら何度でも再入館できます。
- 駐車場から水族館までの遊歩道は、田んぼや小川、池がある昔ながらの里山を再現したビオトープになっています。スタッフと来館者が10年以上かけて少しずつつくってきたものです。
- 4月下旬から9月下旬の土日祝日には、インストラクター付きのカヤック体験も行われています。
出典
- 長崎ペンギン水族館【公式】
- 長崎ペンギン水族館について【公式】
- ガイドマップ | 長崎ペンギン水族館【公式】
- アクセス | 長崎ペンギン水族館【公式】
- 長崎ペンギン水族館 | 長崎市公式観光サイト travel nagasaki
- 東長崎エリア、実はスゴイ! 長崎ペンギン水族館 | travel nagasaki
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。