かまど地獄
Kamado Jigoku (Cooking Pot Hell)
「1丁目」から「6丁目」まで、色も姿も違う6つの源泉を一か所で見比べられる別府の地獄。湯けむりを使った実験や飲む温泉など、体験できることが多いのも魅力です。
神社のご飯を炊いた「かまど」の地獄
かまど地獄は、大分県別府市の鉄輪(かんなわ)温泉にある、「べっぷ地獄めぐり」の7つの地獄の一つです。別府では、地面から噴気や熱湯、熱い泥が噴き出す場所を「地獄」と呼びます。地獄は入浴する場所ではなく、100度近い源泉を見学する観光施設です。
名前の「かまど」は、ご飯を炊くための昔の調理台のことです。昔から、地元の氏神(その土地の守り神)である八幡竈門(はちまんかまど)神社の大祭のときに、この地獄の98℃の噴気でお供え用のご飯を炊いていたことが、名前の由来になっています。
1丁目から6丁目まで、6つの地獄
園内には、住所のように「1丁目」から「6丁目」までの番号がついた湯の池や噴気口が並んでいます。一か所でいくつもの地獄を見比べられるのが、かまど地獄ならではの楽しみです。
園内では、噴気を使った実験も随時行われています。煙の粒を芯にして水蒸気が集まり、目に見える白い湯けむりになる仕組みを見せるもので、空に雲ができるのと同じ原理です。
飲む温泉、足湯、名物の食べ物
体験コーナーでは、飲む温泉や、手や足を温める「蒸し湯」、のどや肌に湯気を当てる「のど湯・肌の湯」などを試せます。入場した人は、無料で足湯も利用できます。
売店では、温泉の熱で作る名物の「温泉ぴーたん(地獄蒸したまご)」や、オリジナルの醤油ぷりん、抹茶の石垣まんじゅうなどが味わえます。大分の銘菓やゆずこしょうを使った調味料など、お土産も揃っています。
行き方
JR別府駅西口から亀の井バスの鉄輪方面行きに乗り、約20分の「海地獄前」か「鉄輪」で降ります。かまど地獄は、海地獄や鬼石坊主地獄などとともに鉄輪エリアにあり、この5つの地獄は歩いて回れる距離です。車なら東九州自動車道の別府インターチェンジから約5分です。
血の池地獄と龍巻地獄は約3km離れているので、車かバスで移動しましょう。7つの地獄を回れる共通券があり、全部回ると2時間前後かかります。
ヒント
- 鉄輪エリアの地獄は歩いて回れるので、かまど地獄を含む5つを先に歩いて見て、最後にバスで血の池地獄・龍巻地獄へ向かうと効率的です。
- かまど地獄の入口の横には、シェアサイクル(貸し自転車)のステーションがあります。
- 台風が近づくと臨時休園することがあります。天気が荒れそうな日は公式サイトのお知らせを確認しましょう。
出典
- かまど地獄(竈地獄)公式サイト
- かまど地獄 | 別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)
- アクセス | 別府地獄めぐり公式サイト
- 別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)
- 別府血の池地獄(公式)※地獄めぐりの所要時間
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。