大分県 · 湖・池
金鱗湖
Lake Kinrin (Kinrinko)
由布岳のふもと、湯布院の温泉街の奥にある小さな湖。湖の底から温泉と清水がわき、秋から冬の寒い朝には湖面から霧が立ちのぼります。
夕日に光る魚のうろこから付いた名前
金鱗湖は、大分県由布市の湯布院温泉にある湖です。周りは約400m、深さは約2mほどの小さな湖で、湖畔には遊歩道があり、ぐるりと歩いて回れます。
昔は、由布岳の下にある池という意味で「岳ん下ん池(たけんしたんいけ)」と地元の言葉で呼ばれていました。1884年、学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、夕日を受けて金色に光る魚のうろこを見て「金鱗湖」と名付けたと伝わっています。「金鱗」は「金色のうろこ」という意味です。
朝霧に包まれる湖
湖の底からは温泉と冷たい清水の両方がわき出していて、流れ込む川の中には温かい温泉水を運ぶものもあります。そのため水温が周りの空気より高く、秋から冬の冷え込んだ早朝には、湖面から湯気のような霧が立ちのぼります。霧に包まれた湖は、湯布院を代表する景色のひとつです。
秋には湖のまわりの木々が色づき、紅葉の名所としても知られています。
湖のほとりの見どころ
湖畔には、昔ながらの共同浴場(地元の人が使う公衆浴場)「下ん湯(したんゆ)」や神社があり、湖の中には神社の鳥居が立っています。湖を見下ろす場所には、シャガールの作品を集めた美術館もあります。
湖からは、二つの頂を持つ由布岳の姿も眺められます。
行き方
JR久大本線の由布院駅から約1.5kmで、温泉街を歩いて向かえます。近くには有料駐車場もあります。湖は一年中、自由に見学できます。
ヒント
- 霧を見たいなら、秋から冬の晴れて冷え込んだ朝、できるだけ早い時間に行きましょう。
- 日中は多くの観光客でにぎわいます。静かな湖を楽しみたいなら、朝の時間がおすすめです。
- 湖には魚や水鳥がすんでいます。静かに見守りましょう。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。