岐阜城
Gifu Castle
織田信長が天下統一の拠点とした、金華山の山頂に立つ城。ロープウェーで上がれば、長良川と濃尾平野を見下ろす眺めが広がります。
信長が「岐阜」と名付けた山城
岐阜城は、岐阜市の中心にそびえる金華山(きんかざん、標高329m)の山頂にある城です。戦国時代(15世紀後半〜16世紀、各地の武将が争った時代)には「稲葉山城(いなばやまじょう)」と呼ばれ、斎藤道三(さいとう どうさん)の拠点でした。
1567年にこの城を攻め落とした織田信長は、この地の名を「井口(いのくち)」から「岐阜」に改め、天下統一を進めるための本拠地にしました。今の岐阜市の名前は、ここから始まっています。
城は1600年の関ヶ原の戦いの前に落城し、その後取り壊されました。現在の天守閣は1956年に鉄筋コンクリートで再建されたものです。城跡は2011年に国の史跡に指定されています。
山頂からの眺めと山の楽しみ方
金華山の山頂からは、すぐ下を流れる長良川や、濃尾平野(のうびへいや)の街並みを見渡せます。天守閣の最上階は360度の展望台になっていて、晴れた日には伊吹山なども見えます。
山頂のロープウェー駅の周りには、リスとふれあえる「ぎふ金華山リス村」や、展望レストランがあります。石垣や門の跡などの遺構も山の上に残っています。
2027年まで天守閣は改修工事で休館中
天守閣は耐震改修工事のため、2026年5月19日から休館しています。岐阜市によると、休館は2027年10月までの予定で、再開は2027年11月の予定です。工事中の天守閣は足場とシートで覆われているため、外観も見ることができません。資料館も同じく休館中です。
工事に伴い、2025年11月25日から2027年9月末(予定)まで、山頂部の一部の道が通行止めになっています。ただし、石垣などの遺構は通常どおり見学できます。登山道の一部は山頂で行き止まりになるので、歩いて登る場合は岐阜市の最新情報でルートを確認してください。
行き方
JR岐阜駅から岐阜バスで約15分、「岐阜公園・岐阜城」バス停で降り、歩いて3分ほどで「ぎふ金華山ロープウェー」の山麓駅に着きます。ロープウェーは約4分で山頂駅へ。山頂駅から城までは歩いて数分です。
山頂まで車では上がれません。ロープウェーを使わずに登山道を歩いて登ることもでき、1時間ほどかかります。運行時間や料金は変わることがあるので、ロープウェーの公式サイトで確認してください。
ヒント
- 2027年秋までは天守閣に入れず、外観も工事の足場で見えません。天守閣が目当ての場合は、再開(2027年11月予定)以降に訪れるのがおすすめです。山頂からの眺めは工事中でも楽しめます。
- 城のすぐ近くを流れる長良川では、5月から10月にかけて長良川の鵜飼(うかい、鵜という鳥を使った伝統的な漁)が行われています。
- ロープウェーは夏などの時期に夜間も運行することがあり、山頂から岐阜の夜景を眺められます。日程は公式サイトで確認してください。
出典
- 岐阜城改修工事|岐阜市公式ホームページ
- 岐阜城天守閣|岐阜市公式ホームページ
- 岐阜城について | ぎふ金華山ロープウェー
- ぎふ金華山ロープウェー|岐阜県観光公式サイト「岐阜の旅ガイド」
- Gifu Castle | Travel Japan (JNTO)
- 岐阜城 - Wikipedia
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。