嵐山竹林の小径
Arashiyama Bamboo Grove
京都・嵐山で、背の高い竹が両側から道を包む約400mの小道。晴れた日は木漏れ日が揺れ、曇りの日は昼でも薄暗い、不思議な空気に包まれます。
竹に囲まれた400mの道
竹林の小径(ちくりんのこみち)は、京都市西部の嵐山・嵯峨野(さがの)地区にある散策路です。縁結びで知られる野宮神社(ののみやじんじゃ)のあたりから、天龍寺の北門の前を通り、大河内山荘(おおこうちさんそう)へと続く約400mの道で、両側を手入れされた竹林が埋めつくしています。
このあたりは、平安時代には貴族の別荘地だったと言われています。道沿いに生えているのは主に孟宗竹(もうそうちく)という大きな竹です。
耳でも楽しむ竹林
嵯峨野の竹林は、1996年に当時の環境庁が選んだ「残したい日本の音風景100選」の一つです。目だけでなく、耳でも味わいたい場所です。
天気によって表情が変わるのも魅力です。晴れた日には竹の間から光がこぼれ、曇りの日には昼間でも夕暮れのような落ち着いた雰囲気になります。
竹を守るためのお願い
近年、竹の幹に刃物などで文字や記号を刻む落書きが相次ぎ、2025年10月の京都市の調査では350本以上の被害が確認されました。傷ついた竹の細胞は再生せず、弱って倒れる危険もあります。そこで京都市と地元の団体は2025年11月、試験的に竹を25本切って、竹林を道から1mほど後ろに下げる対策を行いました。
竹を傷つけることは器物損壊罪という犯罪にあたる場合があります。竹には触れず、写真を撮るだけにしましょう。
行き方
京福電車(嵐電)の嵐山駅から歩いて約10分、JRの嵯峨嵐山駅から約13分、阪急の嵐山駅から約21分です。
入場料はかからず、いつでも歩くことができます。
ヒント
- とても人気の場所です。京都市の公式観光サイト「京都観光Navi」では、この場所のライブカメラや快適度の予測を見られるので、出かける前にチェックしておくと安心です。
- 近くには天龍寺や野宮神社があり、あわせてめぐると嵐山らしい一日になります。
出典
- 竹林の小径|京都観光Navi(京都市公式) (新しいタブで開きます)
- 竹林 (京都市) - Wikipedia (新しいタブで開きます)
- 京都・嵐山の「かわいそうな竹」を伐採|京都新聞 (新しいタブで開きます)
- 嵐山の絶景竹林で相次ぐ「落書き」|関西テレビ (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。