東寺
To-ji Temple
京都駅から歩いて行ける世界遺産のお寺。高さ約55m、日本一高い木造の五重塔と、仏像が立体の曼荼羅をつくる講堂が見どころです。
平安京の入口に建てられたお寺
東寺は、正式には教王護国寺(きょうおうごこくじ)といい、真言宗(しんごんしゅう)の総本山です。都が平安京(今の京都)に移されたとき、都の南の正門だった羅城門(らじょうもん)の東側に建てられました。
その後、この寺は弘法大師空海(くうかい)に任され、密教(みっきょう:秘密の教えと儀式を重んじる仏教)の中心となる道場になりました。1200年の歴史を持つお寺で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
日本一高い木造の五重塔
境内のシンボルが、高さ約55mの五重塔です。木造の塔としては日本一の高さで、京都の街の目印になっています。新幹線からも見えます。
塔は空海が建て始めたものですが、落雷などで4回失われ、そのたびに建て直されてきました。今の塔は5代目で、1644年(寛永21年)に江戸幕府の3代将軍・徳川家光によって再建されました。塔には空海が唐(中国)から持ち帰った仏舎利(ぶっしゃり:お釈迦さまの遺骨)が納められています。初層(1階)の内部はふだん公開されていません。
講堂の「立体曼荼羅」と金堂
講堂の中には、21体の仏像が並ぶ「立体曼荼羅(りったいまんだら)」があります。曼荼羅とは、密教の仏の世界を図で表したもので、それを仏像を並べて立体的に表現しています。空海が五重塔よりも先に手がけた建物です。
金堂は、本尊の薬師如来(やくしにょらい)を祀るお堂です。金堂、講堂、蓮華門(れんげもん)などが国宝に指定されています。宝物館は春と秋の特別展示の期間に公開されます。
行き方と毎月21日の「弘法市」
JR京都駅の八条口から歩いて約15分、近鉄京都線の東寺駅から歩いて約10分です。京都駅前から市バスでも行けます。
毎月21日は、空海が亡くなった日にちなむ縁日「弘法市(こうぼういち)」の日です。境内に骨董品、古着、古道具、食べ物などを売る1000を超える店が並び、多くの人が訪れます。1月は「初弘法」、12月は「終い弘法」と呼ばれます。
ヒント
- 弘法市の日(毎月21日)は、車の駐車場が使えません。電車かバスで出かけましょう。
- 2026年秋は、宝物館で五重塔の美術と歴史をテーマにした特別展と、紅葉のライトアップ(夜間特別拝観)が予定されています。日程は公式サイトで確認してください。
- 拝観時間や拝観料は時期によって変わることがあるので、公式サイトで確認してください。
出典
- 東寺(教王護国寺)公式サイト (新しいタブで開きます)
- 五重塔|東寺 (新しいタブで開きます)
- 境内案内|東寺 (新しいタブで開きます)
- 交通アクセス|東寺 (新しいタブで開きます)
- 世界遺産(世界文化遺産)教王護国寺(東寺)|京都府 (新しいタブで開きます)
- 弘法市【東寺】|京都観光Navi(京都市公式) (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。