清水寺
Kiyomizu-dera Temple
京都・東山の音羽山の中腹に建つ、778年開創の寺。崖から張り出した「清水の舞台」からは、季節ごとに色を変える木々と京都の街並みを見渡せます。
1250年近い歴史をもつ観音さまの寺
清水寺は、京都市東山区の音羽山(おとわさん)にある北法相宗(きたほっそうしゅう)の大本山です。開創は778年。本尊は十一面千手観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅかんぜおんぼさつ)で、ふだんは公開されない秘仏です。京都の人々には「清水の観音さん」と呼ばれ親しまれています。
広い境内には、国宝や重要文化財を含む15の建物が建っています。1994年には「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録されました。
「清水の舞台」と懸造
今の本堂は1633年、江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進で再建されたもので、国宝に指定されています。本堂の前に崖から突き出すように造られているのが「清水の舞台」です。高さ約13mの木の柱に支えられていて、このように崖に柱を立てて建物を支える造り方を「懸造(かけづくり)」といいます。
日本語には「清水の舞台から飛び降りるつもりで」という表現があり、思い切って大きな決断をするときに使います。江戸時代には実際に舞台から飛び降りる人がいたという記録も残っています。
音羽の滝と三重塔
舞台の下にある「音羽の滝」では、水が3本の筋に分かれて流れ落ちています。訪れた人はこの水を受けて、健康や長寿、学業成就などを願います。
境内には朱色の仁王門や三重塔も建っています。舞台の上からは京都の街を見渡すことができ、夕暮れどきの眺めも人気です。
行き方と混雑
京都駅からは市バス(206系統または100系統)で「五条坂」バス停まで行き、そこから歩いて約10分です。京阪電車の清水五条駅からは歩いて約25分かかります。境内に駐車場はないので、公共交通機関やタクシーを使いましょう。
とても人気のある寺なので、混雑を避けたいなら朝早めの時間がおすすめです。拝観時間は季節や行事によって変わるため、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 境内にある縁結びの神社「地主神社」は、社殿の修復工事のため閉門中で、再開日は決まっていません(2026年9月時点)。
- 清水寺に駐車場はありません。周辺の道路も季節によって混雑するので、バスや徒歩で向かうのが安心です。
- 時期によっては夜間特別拝観が行われます。日程は公式サイトや京都市の観光サイトで確認しましょう。
出典
- 音羽山 清水寺【公式】
- 清水寺について|音羽山 清水寺
- 交通案内|音羽山 清水寺
- Kiyomizu-dera Temple | Kyoto Travel
- 地主神社(社殿修復工事中のため閉門しています。)|京都府観光連盟
- 清水寺 - Wikipedia
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。