万座毛
Cape Manzamo
琉球の王が「一万人が座れる野原」とたたえた、恩納村の海辺の岬。象の鼻のような岩が東シナ海に突き出し、夕日の時間には空と海が色を変えていきます。
王がたたえた「万人が座れる野原」
万座毛(まんざもう)は、沖縄本島の中部、恩納村(おんなそん)の西海岸にある岬です。名前の由来は1726年、琉球王国の国王・尚敬(しょうけい)がこの地を訪れ、「万人が座るのに十分な毛(もう)」とほめたことだと伝えられています。「毛」は沖縄の言葉で野原のことです。
岬の上には天然の芝生が広がり、石灰岩の上に育つ植物の群落とともに、沖縄県の天然記念物に指定されています。琉球の女性歌人・恩納ナビー(おんなナビー)の歌碑もあり、琉球の歌や文化とも深く結びついた場所です。
象の鼻岩と断崖の海
岬の先は、高さ約20mの琉球石灰岩の断崖になっています。サンゴ礁が隆起してできた崖で、象の鼻に似た形の岩があることで知られています。
崖の下では波が岩にぶつかって白く砕け、晴れた日には青い海が水平線まで続きます。崖の上には遊歩道があり、歩きながら景色を眺められます。
入口の施設と訪れる時間
2020年10月、岬の入口に「万座毛周辺活性化施設」がオープンしました。1階にはお土産店、2階には飲食店があり、無料の展望デッキやウッドデッキから海を眺めることもできます。万座毛の遊歩道に入るには、小学生以上に少額の観覧料がかかります。
遊歩道を見学できるのは日没までです。岬は西の海に面しているので、夕日の時間帯は特におすすめです。
行き方
那覇空港から車で1時間15分〜1時間30分ほど、沖縄自動車道の屋嘉(やか)インターチェンジからは約20分です。無料の駐車場があります。路線バスなら「恩納村役場前」バス停から歩いて約15分です。
ヒント
- 見学は日没までなので、夕日を見るなら早めに着いて遊歩道に入っておきましょう。
- 台風などの荒天時は、施設が休館になることがあります。沖縄は台風が多いので、天気が怪しい日は公式サイトを確認してください。
- 入口の施設の展望デッキは無料で入れます。時間がないときは、ここから海を眺めるだけでも雰囲気を味わえます。
出典
- 万座毛 | 沖縄県恩納村
- 万座毛周辺活性化施設 | 沖縄県恩納村
- 万座毛周辺活性化施設 | 万座毛株式会社
- 万座毛周辺活性化施設 | 恩納村観光協会【Go to ONNA】
- 万座毛 | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語
- 万座毛 - Wikipedia
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。