首里城公園
Shuri Castle Park
約500年にわたって琉球王国の王城だった首里城。2019年の火災で焼失した正殿がよみがえり、2026年11月23日から一般公開が始まります。
琉球王国の王城
首里城(しゅりじょう)は、沖縄県那覇市の首里にある城です。かつて沖縄には「琉球王国(りゅうきゅうおうこく)」という独立した国があり、首里城はその王の住まいであり、政治の中心でした。14〜15世紀ごろから、1879年に琉球王国が終わるまで、約500年にわたってその役割を担いました。
建物は中国と日本の両方の影響を受けていて、朱塗りの木造建築と琉球独特の瓦屋根が特徴です。首里城跡は2000年、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界文化遺産に登録されました。グスクとは、沖縄の言葉で城のことです。
焼失と再建の歴史
首里城は1945年の沖縄戦で破壊されました。戦後に復元が進められ、中心の建物である正殿(せいでん)は1992年に再建されました。
ところが2019年10月31日の火災で、正殿・北殿・南殿など9つの建物が焼けてしまいました。2022年11月から正殿の再建工事が進められ、2026年11月22日の完成式典を経て、11月23日(祝日)から正殿の一般公開が始まります。
今、首里城で見られるもの
2025年10月に工事用の覆いが外され、赤い瓦屋根の正殿の外観が見られるようになりました。公開前の今は、正殿の内部には入れませんが、奉神門(ほうしんもん)から入る見学エリアや、高い位置から正殿を眺められる見学デッキがあります。展示室では、再建に使われた技術や装飾の復元についても紹介されています。
2026年11月23日からは、正殿内部の見学は30分ごとの日時指定の事前予約制になります。予約はウェブで購入し、空きがあれば入場時刻の15分前まで買うことができます。同じ日から入場料金も改定されるので、料金と予約方法は公式サイトで確認してください。
行き方
那覇空港駅から沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗り、首里駅で降ります。首里駅から守礼門(しゅれいもん)まで歩いて約15分です。首里駅からは、城の近くまで行く路線バスもあります。
ヒント
- 11月22日は完成式典のため公園全体が休園、11月23日も正午までは有料エリアに入れません。公開直後は混雑が予想されるので、日程に余裕を持ちましょう。
- 正殿の内部を見たい人は、事前予約が必須です。2026年11月23日〜12月31日分は9月1日と10月1日に分けて販売され、2027年1月以降は2か月前の1日から販売されます。
- 城内を案内する「60分ガイドツアー」は、2026年10月1日から開始時刻と受付場所が変わります。参加したい人は公式サイトで最新の案内を確認してください。
出典
- 首里城正殿の完成式典および一般公開について(お知らせ) | 首里城公園
- 首里城正殿一般公開に伴う料金改定および事前予約制のご案内 | 首里城公園
- 現在のみどころ | 首里城公園
- 首里城 ‐ 琉球王国の栄華を物語る 世界遺産 首里城
- 首里城 - Wikipedia
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。