大阪城
Osaka Castle
豊臣秀吉が築き、徳川幕府が造り直し、1931年に市民の寄付で天守がよみがえった大阪のシンボル。巨大な石垣と堀に囲まれた広い公園で、天守の中は歴史博物館になっています。
三度建てられた天守
大阪城は、1583年に豊臣秀吉が、大坂本願寺の跡地に築き始めた城です。1615年の大坂の陣(徳川家と豊臣家の最後の戦い)で落城し、その後、徳川幕府が大名たちに命じて城を造り直しました。1626年には徳川の天守(てんしゅ、城の中心となる一番高い建物)が完成しましたが、1665年に落雷で焼けてしまいます。
今の天守は3代目で、1931年に大阪市民の寄付によって、鉄骨鉄筋コンクリート造りで再建されました。1997年に国の登録有形文化財になり、2025年には大阪市の指定有形文化財にもなっています。
天守は歴史博物館と展望台
天守の中は博物館になっていて、豊臣秀吉や戦国時代、大阪城の歴史に関わる資料や文化財が展示されています。最上階の8階は展望台で、大阪城公園と大阪の街並みを見渡せます。1931年の再建時からエレベーターが備えられています。
石垣と櫓、豊臣時代の石垣
城のまわりに残る石垣や堀、江戸時代の建物は、国の特別史跡や重要文化財に指定されています。門や櫓(やぐら、見張りや防御のための建物)、蔵など13棟の建物が重要文化財です。桜門の近くにある「蛸石(たこいし)」は城内で一番大きな石で、重さは約130トンと推定されています。
いま見えている石垣の多くは徳川時代に造り直されたもので、豊臣時代の石垣はその下に埋まっています。2025年4月には、地下から見つかった豊臣時代の石垣を公開する「豊臣石垣館」がオープンしました。
大阪城公園と行き方
城のまわりは大阪城公園として整備されていて、約3000本の桜がある関西でも有数の花見の名所です。
最寄り駅は多く、Osaka Metroの谷町四丁目駅・天満橋駅・森ノ宮駅・大阪ビジネスパーク駅、JR大阪環状線の森ノ宮駅・大阪城公園駅、JR東西線の大阪城北詰駅、京阪電車の天満橋駅などから歩いて行けます。開館時間や入館料は公式サイトで確認してください。
ヒント
- 天守の入館チケットはウェブで事前購入もできます。
- 最寄り駅がたくさんあり、公園も広いので、行きたい場所(天守や豊臣石垣館など)に近い駅を事前に地図で確かめておきましょう。
- 天守だけでなく、豊臣石垣館で地中に埋まっていた秀吉の時代の石垣も見ると、城の歴史がよくわかります。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。