太皷谷稲成神社
Taikodani Inari Shrine
城下町・津和野を見下ろす山の中腹に建つ、日本五大稲荷のひとつです。約1,000本の朱色の鳥居が続くトンネルを上り、願いが「成る」ことを祈ります。
城を守るために迎えられたお稲荷さん
太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)は、島根県の津和野町(つわのちょう)にある神社です。1773年、津和野藩の7代藩主・亀井矩貞(かめいのりさだ)が、藩の平安と領民の安らぎを願って、京都の伏見稲荷大社から神様を迎えたのが始まりです。
祀られているのは、稲荷の神・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)です。日本五大稲荷のひとつに数えられ、島根県では出雲大社に次いで多くの参拝者が訪れるといわれています。
「稲荷」ではなく「稲成」
ふつう、お稲荷さんは「稲荷」と書きますが、この神社は「稲成」と書きます。「成」の字には、願いが「成る(かなう)」という意味が込められています。五穀豊穣や商売繁盛、家内安全、願いの成就を祈って、各地から参拝者が訪れます。
この神社では、油揚げとろうそくをお供えしてお参りする方法が、公式サイトで案内されています。
約1,000本の鳥居のトンネル
ふもとから社殿までの参道には、約1,000本の朱色の鳥居が並び、約300mにわたってトンネルのように続いています。鳥居をくぐりながら石段を上っていくと、朱塗りの社殿にたどり着きます。
境内からは、山あいに広がる津和野の町並みを見下ろせます。反対に町の側からも、山の斜面に並ぶ朱色の鳥居が見えます。
行き方
JR山口線の津和野駅から歩いて約30分、車やタクシーなら約5分です。社殿の近くまで車で上がることもでき、無料の駐車場があります。参拝は無料です。
鳥居の参道を歩いて上りたい場合は、津和野の町なかから参道の入口へ向かいましょう。
ヒント
- 鳥居のトンネルは石段が続きます。歩きやすい靴で行きましょう。
- 境内から見下ろす津和野の町並みは、この神社ならではの眺めです。お参りのあとに、ぜひ振り返ってみてください。
- 神社は津和野藩の城を守るために建てられました。城下町の津和野を歩いたあとに訪れると、神社の成り立ちがよりよくわかります。
出典
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。