別府弁天池
Beppu Benten Pond
神社の境内で、池の底から湧き出す水が青く透きとおる小さな泉。光の当たり方でコバルトブルーにもエメラルド色にも見える、秋吉台のふもとの名水です。
神社の境内にある青い泉
別府弁天池(べっぷべんてんいけ)は、山口県美祢市秋芳町別府にある池で、別府厳島神社(いつくしまじんじゃ)の境内にあります。九州の別府温泉とは別の場所で、読み方は同じ「べっぷ」です。
池は秋吉台のカルスト台地の一部にあり、底から水が湧き出しています。水深は約4mありますが、底まで見えるほど透明で、日差しの角度によってコバルトブルーやターコイズブルー、エメラルドのような色に見えます。水温は一年中およそ14℃です。
名水百選と弁天さまの伝説
この湧き水は、国が選んだ「名水百選」に選ばれています。地域の人々の飲み水や田んぼの水、マスの養殖にも使われている、暮らしに欠かせない水です。
言い伝えによると、水不足に悩んでいた長者が夢のお告げを受けて弁財天(べんざいてん、水や財運の女神)をまつったところ、この場所から水が湧き出したといいます。毎年秋には、この水への感謝をこめて「別府念仏踊(ねんぶつおどり)」が奉納されます。
池は、Mine秋吉台ジオパークの見どころ(ジオサイト)のひとつにもなっています。
ニジマス釣りと名水
池のとなりには、この名水を使った美祢市養鱒場(ようそんじょう)の釣り堀があり、ニジマス釣りを楽しめます。
この水は飲むことができ、境内には参拝者のための水くみ場が設けられています。言い伝えでは、飲めば長生きし、財宝を授かるといわれています。
行き方
車で行くのが便利です。中国自動車道の美祢ICから約25分、JR新山口駅からは約60分です。無料の駐車場があります。
公共交通機関の場合は、JR新山口駅からバスで約40分のあと、タクシーで約20分かかります。バスの本数が少ないので、レンタカーの利用がすすめられています。
ヒント
- 池の水は地域の人の飲み水にもなっています。池に手や足を入れるのは禁止されているので、見るだけにしましょう。
- 色は日差しによって変わります。晴れた日に、光が水の中まで差し込む時間帯に訪れると、青さがよくわかります。
- 秋芳洞や秋吉台と同じ美祢市にあるので、車があればいっしょにまわることができます。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。