秋芳洞
Akiyoshido Cave
日本最大級のカルスト台地・秋吉台の地下に広がる、国内有数の大きな鍾乳洞。年中ひんやりした洞内を、段々畑のような「百枚皿」など見ながら歩けます。
秋吉台の地下に広がる大鍾乳洞
秋芳洞(あきよしどう)は、山口県美祢市にある鍾乳洞(しょうにゅうどう、石灰岩が地下水に溶かされてできた洞窟)です。地上に広がる石灰岩の台地「秋吉台」の地下にあり、国の特別天然記念物に指定されています。
昔は「滝穴(たきあな)」と呼ばれていましたが、1926年に当時の皇太子(のちの昭和天皇)が訪れたことをきっかけに「秋芳洞」と名づけられました。2026年は命名からちょうど100年にあたります。
入口は高さ約20m、幅約8mの大きな口で、洞内からは地下水の川が流れ出しています。この洞窟は、100万年以上の長い時間をかけて、地下水が石灰岩を溶かし、天井が崩れ、鍾乳石が育つことでできあがりました。
洞内の見どころ
観光ルートは約1kmあり、照明に照らされた道を歩いてめぐります。代表的な見どころは「百枚皿(ひゃくまいざら)」。石灰分を含んだ水がつくった小さな池が段々に重なる地形で、皿を何枚も並べたように見えます。
ほかにも「黄金柱(こがねばしら)」「傘づくし」「巌窟王(がんくつおう)」「青天井」など、形にちなんだ名前のついた見どころが続きます。洞内には、目が退化した昆虫やコウモリなど、暗い環境に適応した生き物もすんでいます。
3つの入口と所要時間
入口は、正面入口、黒谷口、そして秋吉台の上に出られるエレベーター口の3つがあります。見学の所要時間は約60分(往復する場合は約90分)が目安です。
エレベーター口から地上に出ると、秋吉台のカルスト台地はすぐそばです。洞窟と台地をあわせて見ると、地下と地上の両方から石灰岩の風景を楽しめます。
行き方
JR新山口駅から路線バスで約40分です。車の場合は、秋吉台ICから約5分です。
営業時間や料金は季節や時期によって変わることがあるので、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 洞内の気温は一年中17℃ほどで、夏は涼しく、冬は暖かく感じます。夏でも薄手の上着があると安心です。
- 秋吉台もあわせて見るなら、エレベーター口を使って台地の上に出る計画を立てると効率よくまわれます。
- 片道で抜ける場合、出口と入口が離れています。バスや車の場所に戻る方法を、入る前に確認しておきましょう。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。