久能山東照宮
Kunozan Toshogu Shrine
徳川家康が最初に葬られた、全国の東照宮の始まりの地。海を見下ろす山の上に、日光より19年早く建てられた色鮮やかな国宝の社殿が立っています。
家康が眠る最初の東照宮
久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は、静岡市の海沿いにそびえる久能山の上にある神社です。祀られているのは、平和な江戸時代の基礎を築いた徳川家康です。
家康は1616年4月17日、75歳で亡くなりました。遺言によって遺体はこの久能山に葬られ、2代将軍の秀忠が社殿を建てました。東照宮とは家康を神として祀る神社のことで、全国に数多くありますが、ここがその始まりです。
日光より19年早い国宝の社殿
社殿は「権現造(ごんげんづくり)」という形式で、全体に漆が塗られ、鮮やかな色の彫刻や模様で飾られています。有名な日光東照宮より19年前に造られたもので、2010年に国宝に指定されました。
社殿の奥には家康の墓所である「神廟(しんびょう)」があります。境内の博物館には、家康や歴代の将軍にゆかりのある品が2,000点以上収められています。
1159段の石段か、ロープウェイか
山の上の社殿へは、2つの行き方があります。ひとつは、ふもとの石の鳥居から続く1159段の石段を登る表参道です。「いちいちごくろうさん(1159ご苦労さん)」という語呂合わせで知られています。909段目あたりにある一ノ門からは、駿河湾の眺めが広がります。JR静岡駅から路線バスで約50分の「久能山下」で降り、歩いて約5分で石段の下に着きます。
もうひとつは、日本平(にほんだいら)から日本平ロープウェイに乗るルートです。JR静岡駅から路線バスで日本平まで約40分、そこからロープウェイで約5分です。石段を登らずに参拝できます。
ヒント
- 足に自信がなければ、行きはロープウェイ、帰りは石段を下りてふもとのバス停へ、という組み合わせもできます。石段の上り下りは長いので、歩きやすい靴で行きましょう。
- 語呂合わせの「1159」は、日本語の数字の読み方遊びの一例です。石段を登るときに数えてみるのも楽しみのひとつです。
- 拝観料や開門時間、ロープウェイの運行状況は変わることがあります。出かける前に公式サイトで確認してください。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。