土肥金山
Toi Gold Mine
江戸時代、佐渡と並ぶ金山として栄えた西伊豆の土肥金山。本物の坑道を歩いて昔の採掘の様子を知り、砂金採りで小さな金の粒を探せます。
徳川幕府を支えた伊豆の金山
土肥金山(といきんざん)は、伊豆半島の西海岸、静岡県伊豆市土肥にあった金の鉱山です。1577年に本格的な採掘が始まり、江戸時代の初めには、幕府の金山を取りしきった大久保長安(おおくぼ ながやす)のもとで新しい技術が取り入れられ、大いに栄えました。伊豆市は、江戸時代に新潟県の佐渡金山と並ぶ、日本有数の金山だったと紹介しています。
1965年に閉山するまでに、金約40トン、銀約400トンを産出したとされ、掘られた坑道(地下のトンネル)は全部で約100kmにもなります。閉山後の1972年に、観光施設として公開されました。
坑道めぐりと砂金採り
見学できるのは、実際に掘られた坑道のうち約350mです。人形を使って江戸時代の採掘の様子を再現していて、坑道の中には鉱山の守り神をまつる山神社もあります。
もうひとつの楽しみが砂金採り体験です。専用の皿で砂と水の中から本物の砂金を探し、見つけた砂金は小さな瓶に入れて持ち帰れます。子どもから大人まで楽しめます。
敷地は伊豆半島ジオパークの見どころのひとつにもなっています。2026年には、金色の竹や金鉱石を使った庭「開運 黄金ノ庭」もできました。
世界一の金塊は、今はレプリカに
土肥金山では、ギネス世界記録に認定された重さ250kgの金塊が長く展示されていました。しかし金の値上がりで管理にかかる費用が大きくなり、2025年7月末で本物の展示は終わりました。今は実物大のレプリカが置かれています。本物の金塊を見るつもりで行くと期待と違うので、覚えておきましょう。
行き方
伊豆箱根鉄道駿豆線の修善寺駅から、松崎・堂ヶ島方面行きのバスで約50分、「土肥金山」バス停で降ります。車の場合は無料の駐車場があります。
敷地は段差のないバリアフリーになっていて、車いすやベビーカーでも回れます。営業時間や料金は、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 本物の250kgの金塊の展示は2025年7月に終わり、今はレプリカです。
- 坑道の中はひんやりしていて音がよく響きます。犬を連れて行けますが、よく吠える犬は坑道を避けたほうがよいと案内されています。
- 坑道めぐりの受付は閉館時刻より早く終わります。夕方に行く場合は時間に余裕をもって出かけましょう。
出典
- 金のテーマパーク 土肥金山 - 伊豆市観光情報 (新しいタブで開きます)
- 土肥金山 Toi Gold Mine(伊豆市)|静岡県 (新しいタブで開きます)
- 土肥金山で楽しむ歴史と体験|伊豆レターズ (新しいタブで開きます)
- 土肥金山 - Wikipedia (新しいタブで開きます)
- なぜ展示終了?世界最大級の金塊 重さ250キロ|静岡ライフ (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。