五色沼湖沼群
Goshikinuma Ponds (Urabandai)
磐梯山の噴火でできた裏磐梯の沼の群れ。エメラルドグリーンやコバルトブルーなど沼ごとに色が違い、約4kmの探勝路を歩いて次々に巡れます。
噴火が生んだ色とりどりの沼
五色沼湖沼群(ごしきぬまこしょうぐん)は、福島県北塩原村の裏磐梯(うらばんだい、磐梯山の北側一帯)にある沼の集まりです。1888年(明治21年)、磐梯山の北側で水蒸気爆発が起きて山の一部が崩れ、岩なだれが川をせき止めて、このあたりに数百もの湖や沼ができました。五色沼はそのときに生まれた沼のひとつです。
「五色」という名前ですが、沼は五つではありません。毘沙門沼(びしゃもんぬま)、赤沼、みどろ沼、竜沼、弁天沼、るり沼、青沼、柳沼など30を超える小さな沼があり、それらをまとめて五色沼と呼んでいます。
沼ごとに違う水の色
沼の水は、エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズ、淡い青など、沼ごとに色が違います。磐梯山ジオパークの解説によると、青い色は、水の中に浮かぶとても細かいアルミニウムケイ酸塩の粒が光を散らすことで生まれます。
色は季節や天気、沼の底の様子、まわりの植物、見る角度によっても変わるので、訪れるたびに違う表情を見せてくれます。
五色沼自然探勝路を歩く
沼をつなぐ「五色沼自然探勝路」は、片道約4km、歩いて1時間10分から1時間30分ほどの初心者向けのコースです。おおむね平らですが、岩が出ているところやぬかるみもあるので、足元に気をつけて歩きましょう。
入口は、毘沙門沼側(裏磐梯ビジターセンター、裏磐梯観光プラザ)と、柳沼側(裏磐梯物産館)の2か所で、どちらにも駐車場とバス停があります。いちばん大きな毘沙門沼では、冬以外は手こぎボートに乗れます。
クマの出没と利用時間の制限
2026年7月、クマによる人身被害を受けて、探勝路の毘沙門沼展望台から弁天沼展望台の間が立ち入り制限になりました。7月25日から一部解除されましたが、利用できるのは午前9時から午後4時までに限られています(2026年9月30日時点)。
歩くときは一人での行動を避け、クマ鈴やラジオなどで音を出すよう呼びかけられています。クマ鈴は裏磐梯観光プラザ、裏磐梯ビジターセンター、裏磐梯物産館で借りられます。出かける前に北塩原村や裏磐梯観光協会の最新情報を確認してください。
ヒント
- 探勝路の両端の入口にバス停があるので、片道だけ歩いて帰りはバスを使う計画も立てられます。バスの時刻は事前に確認しておきましょう。
- 探勝路は時間が制限されています。午後4時までに歩き終えられるよう、午前中から歩き始めるのがおすすめです。
- 熊鈴を持っていない場合は、入口近くの施設で借りてから歩き始めましょう。
出典
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。