さっぽろ羊ヶ丘展望台
Sapporo Hitsujigaoka Observation Hill
「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」で知られるクラーク博士の像が立つ、札幌の丘。羊が草をはむ牧草地の向こうに、札幌の街と石狩平野が広がります。
羊の研究牧場から生まれた展望台
さっぽろ羊ヶ丘展望台は、札幌市豊平区の丘にある展望施設です。戦前、このあたりには国の月寒種羊場(つきさむしゅようじょう、羊の品種改良をする牧場)がありました。戦後、見物に来る人が増えて研究の場としては立ち入りが制限されますが、観光団体の働きかけで敷地の一部が開放され、1959年に展望台として開かれました。
人口約200万人の大都市のすぐそばで、北海道らしい牧場の風景を見られる場所です。
遠くを指さすクラーク博士の像
丘の主役は、ウィリアム・S・クラーク博士の像です。クラーク博士は、明治時代に札幌農学校(今の北海道大学)で教えたアメリカ人で、別れ際に学生へ贈ったとされる「Boys, be ambitious」という言葉は、日本では誰もが知る名言になっています。
像は1976年、クラーク博士の来道100年と札幌農学校の創基100年を記念して建てられました。彫刻家・坂坦道(さか たんどう)の作品で、右手で遠くを指しているのは「はるか彼方の永遠の真理」を示しているといわれます。
像の近くでは羊が放牧されていて、クラーク像と羊、札幌の街並みを一緒に写真に収められます。
季節の楽しみと館内の施設
園内には、クラーク博士の生涯や教育の考え方を紹介する「クラーク博士記念館」、70点を超える雪像の模型でさっぽろ雪まつりの歴史をたどれる「さっぽろ雪まつり資料館」、ジンギスカン(羊肉の焼肉)を出すレストランがあります。
7月には約1,000株のラベンダーが咲き、ゴールデンウィーク(4月末〜5月初めの連休)には羊の毛刈りが行われます。冬は「羊ヶ丘スノーパーク」になり、チューブすべりや歩くスキー(クロスカントリースキー)で雪遊びができます。
行き方と2027年からの休業
札幌駅から地下鉄で福住(ふくずみ)駅まで約20分、そこからバスで約10分です。新千歳空港からは福住駅まで空港バスが出ています。
公式サイトによると、施設のリニューアルのため、2027年4月1日から休業します。再開の時期は公式サイトで確認してください。入場料と営業時間も公式サイトで確認できます。
ヒント
- 2027年4月1日からリニューアルのため休業に入ります。それまでに訪れるか、再開の知らせを公式サイトで確認しましょう。
- クラーク像の台座のそばでは、願いごとを書いたカードを入れておけるサービスがあります。
- 冬のスノーパークでは、歩くスキーなどの道具を無料で借りられます(2027年は1月8日〜3月7日の予定)。
出典
- さっぽろ羊ヶ丘展望台公式WEBサイト
- クラーク博士記念館|さっぽろ羊ヶ丘展望台(公式)
- さっぽろ羊ヶ丘展望台|ようこそさっぽろ(札幌市公式観光サイト)
- さっぽろ羊ヶ丘展望台|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!
- さっぽろ羊ヶ丘展望台 - Wikipedia
- “Boys, be ambitious!”について - 北海道大学附属図書館
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。