城山公園展望台
Shiroyama Observatory
鹿児島市の中心にある標高107mの城山から、桜島と錦江湾、市街地を一望できる展望台。西南戦争の最後の激戦地という歴史も持つ場所です。
街の真ん中の小さな山
城山(しろやま)は、鹿児島市の中心部にある標高107mの山です。山頂近くの展望台からは、錦江湾(きんこうわん)の向こうにそびえる桜島と、鹿児島の街並みを見渡せます。空気の澄んだ日には、霧島の山々や、指宿(いぶすき)の開聞岳(かいもんだけ)まで見えることもあります。
夕方には桜島のシルエットが浮かび上がり、日が暮れると市街地の夜景が目の前に広がります。展望台そのものはそれほど広くありません。
西南戦争の舞台
城山は、1877年の西南戦争で最後の激戦が行われた場所です。西南戦争は、鹿児島出身の西郷隆盛(さいごうたかもり)と士族(元の武士)たちが明治政府と戦った、日本最後の内戦です。同じ年の9月24日、城山での戦いで戦争は終わりました。
周辺には、西郷隆盛が最後の日々を過ごしたといわれる「西郷洞窟」や、西郷が最期を迎えた場所など、戦争ゆかりの史跡が残っています。
森を歩く自然遊歩道
城山は、1931年に国の史跡と天然記念物に指定されました。600種を超える植物が自生していて、クスノキや亜熱帯の植物がつくる森の中を歩けます。
山の中には約2kmの「城山自然遊歩道」があり、照國神社(てるくにじんじゃ)の横と、岩崎谷の2か所に入口があります。樹齢400年ともいわれるクスノキの大木も見どころです。
行き方
鹿児島中央駅から市内の観光地をめぐる周遊バス「カゴシマシティビュー」に乗り、「城山」バス停で降ります。鹿児島中央駅からの所要時間は、バスで約25分です。
車で行く場合は、展望台の近くに駐車場があります。
ヒント
- 昼の景色と夜景では雰囲気が大きく変わります。夕方に行けば、夕暮れの桜島から夜景まで続けて楽しめます。
- 体力があれば、帰りは自然遊歩道を歩いて照國神社のほうへ下りるのもおすすめです。
- 桜島が雲に隠れてしまう日もあります。晴れた日を選ぶと、よりはっきり見えます。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。