高知県立牧野植物園
Kochi Prefectural Makino Botanical Garden
「日本の植物分類学の父」牧野富太郎をたたえる、高知市・五台山の植物園。3,000種以上の植物が、季節ごとに違う表情を見せてくれます。
日本の植物学の父をたたえる植物園
高知県立牧野植物園は、高知市の五台山(ごだいさん)にある県立の植物園です。高知県佐川町(さかわちょう)出身の植物学者・牧野富太郎(まきの とみたろう)の業績を記念して、1958年に開園しました。
牧野富太郎は、1,500種を超える植物に名前をつけ、日本の植物分類学の土台を築いた人物で、「日本の植物分類学の父」と呼ばれます。2023年には、牧野をモデルにしたNHKの連続テレビ小説(朝の連続ドラマ)『らんまん』が放送され、改めて注目を集めました。
園内の見どころ
園内では、西日本の野生の植物から熱帯の珍しい植物まで、3,000種以上を育てています。温室には熱帯・亜熱帯の植物約700種が集められ、ジャングルのような空間が広がります。
牧野富太郎記念館は、建築家・内藤廣(ないとう ひろし)の設計で1999年に開館しました。展示館では、牧野の生涯や仕事、そして彼が描いた精密な植物画を紹介しています。緑に囲まれたレストランやカフェ、牧野にちなんだ品をそろえたショップもあります。
2026年には、日本の伝統的な園芸植物を見せる区画がリニューアルされ、季節ごとに展示が入れ替わります。
季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)は桜やツツジ、山野草が咲き、一年でいちばん華やかな季節です。梅雨どきにはアジサイが咲き、夏は木陰の多い園路を歩けます。秋は野の花が咲き、11月下旬には紅葉が見ごろを迎えます。冬は人が少なく落ち着いていて、温室の見学に向いた季節です。
行き方
JR高知駅から周遊バス「MY遊バス」で約25分、「牧野植物園正門前」で降ります。車なら高知駅から約20分で、無料駐車場があります。
植物園のすぐ隣には、四国八十八箇所(お遍路の88のお寺)の31番札所・竹林寺(ちくりんじ)があり、あわせて訪れることができます。
ヒント
- 高校生以下は入園無料です。開園時間や料金、メンテナンスによる休園日は公式サイトで確認してください(2026年10月26日にも休園日があります)。
- 雨の日でも温室や展示館は屋内で楽しめます。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。