龍河洞
Ryugado Cave
1億7,500万年の時をかけて雨水がつくった、高知の鍾乳洞。弥生時代の人が暮らした跡や、鍾乳石と一体になった土器「神の壺」が残ります。
日本三大鍾乳洞のひとつ
龍河洞(りゅうがどう)は、高知県香美市(かみし)にある鍾乳洞(しょうにゅうどう:石灰岩が雨水に溶かされてできた洞窟)です。香美市によると、約1億7,500万年という長い時間をかけて形づくられました。日本三大鍾乳洞のひとつに数えられています。
洞窟の全長は約4kmで、そのうち約1kmが一般の見学コースとして歩けるようになっています。洞内には鍾乳石(天井から垂れ下がる石)や石柱など、雨水が長い時間をかけて削り出した岩が続きます。
弥生時代の人の暮らしと「神の壺」
龍河洞は、自然の造形だけでなく、人の歴史も残る洞窟です。洞内からは弥生時代の土器が数十点見つかったほか、炉の跡や木炭、動物の骨も出てきました。この時代の人々が洞窟の中で暮らしていた跡です。
なかでも有名なのが「神の壺」。弥生時代の土器が、長い年月の間に鍾乳石と一体になってしまったもので、龍河洞のシンボルになっています。こうした価値が認められ、龍河洞は1934年に国の天然記念物と史跡の両方に指定されました。
見学コースの種類
予約なしで入れる「観光コース」のほかに、ヘルメットや長靴を身につけて奥へ進む「冒険コース」があります。冒険コースは事前の予約が必要です。水の流れる洞窟を歩く期間限定のコース(西本洞)もあります。料金や実施期間は公式サイトで確認してください。
敷地内には入館無料の博物館や、尾の長いニワトリ「尾長鶏(おながどり)」などを見られる珍鳥センター、お土産店もあります。
行き方
JR土讃線の土佐山田駅からバスまたはタクシーで約20分です。車なら高知自動車道の南国ICから約25分、高知龍馬空港から約15〜20分で、無料駐車場があります。
ヒント
- 洞内は屋内なので、少しぐらいの雨の日でも見学できます。
- 冒険コースに参加したいときは、前もって公式サイトの案内に沿って予約してください。道具のレンタルもあります。
- 「神の壺」や弥生時代の土器・石器は、洞窟の出口に近いあたりで見つかっています。見学コースの終わりまで気を抜かずに見て回りましょう。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。