にこ淵
Nikobuchi
高知の山奥にある、「仁淀ブルー」と呼ばれる青い水をたたえた滝つぼ。光の角度や季節によって、同じ青は二度と見られないといわれます。
「仁淀ブルー」の聖地
にこ淵(にこぶち)は、高知県いの町の山あいにある滝つぼです。四国を流れる仁淀川(によどがわ)の支流、枝川川(えだがわがわ)にあります。淵(ふち)とは、川の水が深くたまっている場所のことです。
仁淀川は、国土交通省の水質調査で何度も「水質が最も良好な河川」に選ばれてきた川です。その澄んだ青い水は、高知の自然写真家の作品をきっかけに「仁淀ブルー」と呼ばれるようになりました。にこ淵はその代表的な場所で、SNSで広まったことで四国を代表する観光地になりました。
大蛇がすむ神聖な場所
にこ淵には、水の神の化身である大蛇がすんでいるという言い伝えがあり、昔から地元の人が近づかない神聖な場所とされてきました。美しい娘と大蛇の伝説の舞台でもあります。
そのため、水に入ること、飲食、ごみのポイ捨て、喫煙などは禁止されています。景色を楽しむ場所ではありますが、静かに見学するのがマナーです。
青がいちばんきれいに見える時間
水の色は、太陽の光が差しこむ時間や、季節による光の角度で変わります。木々の間から光が差す時間帯に、神秘的な青が見られます。
2025年2月には、駐車場から滝つぼまで下りられる、傾斜のゆるやかな遊歩道が新しく整備されました。前半はスロープ、後半は段差の小さな階段です。途中には展望台もあるので、滝つぼまで下りるのがきつい人も近くからにこ淵を眺められます。
行き方
車で行くのが現実的です。高知市内から約70分、高知自動車道の伊野ICから約60分。カーナビの目的地は、にこ淵の約5km(約10分)先にあるキャンプ場「グリーンパークほどの」にするとわかりやすく、その手前ににこ淵の駐車場と看板があります。
バスの場合は、JR伊野駅から県交北部交通のバスに約50分乗り、「程野入口」か「土居」で降りてから20〜30分ほど歩きます。本数が少ないので、時刻は事前に確認してください。
ヒント
- 国道からにこ淵までは細い林道です。連休などの混雑日は渋滞で2時間以上かかることもあるので、朝早くか夕方に訪れるのがおすすめです。
- 岩場はとてもすべりやすいので、すべりにくい靴で出かけましょう。
- 自然環境を守るため、入口の箱で一人100円の協力金をお願いしています。
- 連休などの特定の日は、バス(大きさを問わず)での乗り入れを控えるよう求められています。団体で行くときは注意してください。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。