御船山楽園
Mifuneyama Rakuen
武雄温泉の近く、切り立った岩山・御船山のふもとに広がる約50万㎡の庭園。春は約20万株のツツジ、秋は樹齢170年ほどのモミジが、岩肌を背景に色づきます。
武雄の領主がつくった別邸の庭
御船山楽園は、佐賀県武雄市にある庭園です。江戸時代の終わりごろ、武雄を治めた領主・鍋島茂義(なべしましげよし)が別邸の庭として整え、約3年をかけて1845年に完成しました。京都から狩野派(かのうは:江戸時代に幕府や大名に仕えた日本画の流派)の絵師を招いて設計させたと伝わります。
もともとは池のまわりを歩きながら、御船山の岩山の姿を眺める造りでした。明治時代の終わりごろ以降に桜やツツジが数多く植えられ、今の花の庭の姿になりました。2010年に国の登録記念物(名勝地)になっています。
岩山を背景にした四季の花
庭の背後にそびえる御船山は、中国の船に形が似ていることから「唐船山(とうせんざん)」とも呼ばれてきました。この荒々しい岩肌と、手入れされた庭の花との組み合わせが、この庭ならではの景色です。
春は約2,000本の桜が咲き、4月中旬から5月初めにかけては、約20万株のツツジが斜面を赤や白、ピンクに染めます。ほかに藤やアジサイも楽しめます。秋には樹齢170年ほどの大きなモミジが色づき、紅葉の時期にはもみじまつりが開かれます。花の時期の予定は年によって変わるので、公式サイトで確認してください。
チームラボのアート展示「かみさまがすまう森」
アート集団チームラボは、2015年からこの庭を舞台に「チームラボ かみさまがすまう森」という展示を開いています。「自然が自然のままアートになる」をテーマに、庭の木々や池など、そこにある自然の形を生かしたデジタルアート作品が並びます。2024年には10年目を迎え、7月から11月にかけて開かれました。その年の開催期間やチケットは、公式サイトで確認してください。
行き方
最寄り駅はJR佐世保線の武雄温泉駅です。駅からはタクシーで約5分、またはJR九州バスで「御船山楽園」バス停まで行けます。歩くと約30分です。車の場合は長崎自動車道の武雄北方インターチェンジから約10分です。
ヒント
- いちばん人気の季節は、ツツジの4月中旬〜5月初めと、紅葉の11月〜12月初めです。入園料は季節によって変わるので、公式サイトで確認しましょう。
- 園内には急な坂が2か所あります。歩きやすい靴で出かけましょう。
- ペットの同伴、ブルーシートを広げること、お酒の持ち込みは禁止されています。
- 御船山は登録記念物のため、岩登りや登山は禁止されています。
出典
- 御船山楽園(公式)
- 武雄市の文化財-旧武雄邑主鍋島氏別邸庭園(御船山楽園)
- 御船山楽園 | 【公式】佐賀県観光サイト あそぼーさが
- 御船山楽園 | 武雄市観光協会
- 御船山楽園 - Wikipedia
- 10年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」が御船山楽園で開催 - MdN
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。