代々木公園
Yoyogi Park
原宿駅から歩いてすぐ、渋谷のすぐそばに広がる約54ヘクタールの森の公園。春は約500本の桜、秋はイチョウ並木が色づき、週末は都会の人々がのんびり過ごしています。
軍の練兵場から、オリンピックの選手村、そして公園へ
代々木公園は、東京都渋谷区にある都立公園です。もともとは旧日本陸軍の「代々木練兵場(れんぺいじょう:兵士の訓練場)」でした。第二次世界大戦のあとはアメリカ軍の住宅地「ワシントンハイツ」となり、1964年の東京オリンピックでは選手村として使われました。公園として開園したのは1967年10月20日です。
広さは約54ヘクタールで、東京23区の都立公園の中で5番目の広さです。敷地は大きな道路をはさんで、森の公園になっている「A地区」と、陸上競技場や野外ステージなどがある「B地区」に分かれています。オリンピック当時の建物の一つ「オリンピック記念宿舎」は、2024年4月からカフェとして使われています。
都心とは思えない森と、季節の花
開園から育ってきた木々は、となりにある明治神宮の森とつながって、深い緑をつくっています。原宿や渋谷の人混みから数分歩くだけで、急に静かな森の中に入ったような気分になれます。
春にはソメイヨシノなど約500本の桜が咲きます。2月下旬のカワヅザクラ(早咲きの桜)から、4月の八重桜(やえざくら:花びらが何重にも重なる桜)まで順に咲くので、長い期間お花見が楽しめます。秋は園内のイチョウ並木が黄色に染まり、例年11月下旬から12月中旬ごろが見ごろです。
A地区には3つの噴水がある噴水池や、野鳥のための「バードサンクチュアリ」、ドッグラン(犬を放して遊ばせられる囲い付きの広場)もあります。
行き方と過ごし方
最寄り駅はJR山手線の原宿駅と、東京メトロ千代田線の代々木公園駅で、どちらからも歩いて約3分です。小田急線の代々木八幡駅や、東京メトロの明治神宮前〈原宿〉駅からも歩けます。明治神宮や原宿の竹下通りと組み合わせて回りやすい場所です。
公園は常時開園で、入園料はかかりません。週末や祝日にはキッチンカー(移動販売車)が出ることもあります。B地区には野外ステージがあり、さまざまな催しが開かれるので、出かける前に公式サイトで予定を確認してみてください。
ヒント
- お花見のときは、火気の使用や、シートを置いたまま場所取りをすることが禁止されています。木の根を守るためにロープで囲まれた場所には入らないようにしましょう。
- 週末は周辺の道路が混みやすいので、公式サイトも公共交通機関の利用をすすめています。
- 紅葉はケヤキ、イチョウ、イロハモミジの順に色づくので、秋は1か月以上楽しめます。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。