江戸東京博物館
Edo-Tokyo Museum
実物大の日本橋を渡って、江戸の町へ。約4年の改修を終えて2026年3月にリニューアルオープンした、東京の400年を体で感じられる両国の博物館です。
江戸から東京へ、街の歴史をたどる博物館
江戸東京博物館(愛称「えどはく」)は、江戸(東京の昔の名前)と東京の歴史や文化を紹介する東京都の博物館です。1993年3月に、相撲の国技館がある両国(りょうごく)に開館しました。
1590年に関東に入った徳川家康が江戸を本拠地とし、1603年に幕府を開いてから、江戸は日本の中心都市へと育っていきます。館内の展示は、この江戸の時代から、明治以降の近代化、関東大震災や戦争の空襲を経た東京までをたどる構成です。
建物は建築家・菊竹清訓(きくたけ きよのり)の設計で、太い脚で持ち上げられたような「高床式」の独特な形をしています。地上部分の高さは約62mで、かつての江戸城の天守とほぼ同じ高さです。
日本橋を渡って江戸の町へ
常設展示室は、実物大で復元した日本橋から始まります。日本橋は江戸の町づくりの中心になった橋で、ここでは江戸時代の記録や絵をもとに、橋の北側半分をケヤキやヒノキを使って再現しています。
橋を渡った先には、大名屋敷や町人の町、幕末の江戸城の御殿を再現した縮尺模型が並びます。江戸の庶民の多くが住んでいた長屋(ながや、1つの建物を細かく区切った集合住宅)も実物大で再現されていて、たたみ4畳半ほどの部屋での暮らしぶりがよくわかります。歌舞伎の芝居小屋「中村座」や、「服部時計店」の大きな模型もあります。
2026年春のリニューアルで新しくなったところ
博物館は2022年度から約4年間、大規模な改修工事のため休館し、2026年3月31日にリニューアルオープンしました。展示室では、日本橋の先に「のれん」(店の入口にかける布)が設けられ、光の演出とともに江戸の世界へ入っていくような仕掛けが加わりました。
新しい大型模型として、浅草の遊園地「花屋敷」の門が実際に通り抜けられる形で復元され、集合住宅「同潤会代官山アパートメント」の部屋も家具や生活用品ごと再現されています。甲冑(かっちゅう、武士のよろい)や浮世絵の特別な展示は期間限定なので、見たいものがあれば公式サイトで展示予定を確認しましょう。
行き方と過ごし方
最寄り駅は、都営大江戸線の「両国駅(江戸東京博物館前)」で、A3・A4出口からすぐです。JR総武線の両国駅からは、西口から歩いて数分です。
開館時間や休館日、料金は変わることがあるので、公式サイトで確認してください。すぐ隣には相撲の国技館があるので、博物館と合わせて両国の街を歩いてみるのもおすすめです。
ヒント
- 常設展示室は5階と6階の吹き抜けになっていて、6階の日本橋から見学が始まります。日本橋の上から、下の階の大きな模型を見下ろしてみてください。
- 台風などの悪天候のときは開館時間が変わることがあります(2026年6月にも台風の影響についてのお知らせが出ました)。天気が荒れそうな日は公式サイトのお知らせを見てから出かけましょう。
- JR両国駅と都営地下鉄の両国駅は別の駅です。博物館に近いのは都営大江戸線の両国駅です。
出典
- 2026年3月31日江戸東京博物館がリニューアルオープン!|江戸東京博物館 (新しいタブで開きます)
- 常設展|江戸東京博物館 (新しいタブで開きます)
- アクセス|江戸東京博物館 (新しいタブで開きます)
- 2026年3月31日 江戸東京博物館リニューアルオープン|東京都 (新しいタブで開きます)
- 江戸東京博物館 - Wikipedia (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。