鳴沢氷穴
Narusawa Ice Cave
富士山の噴火でできた溶岩のトンネル。夏でも平均気温3℃ほどのひんやりした洞窟の中に、氷の柱が並びます。
1,100年以上前の噴火が作った洞窟
鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)は、山梨県鳴沢村、富士山のふもとに広がる青木ヶ原樹海(あおきがはらじゅかい:溶岩の上にできた広い森)の中にある溶岩洞窟です。
864年(貞観6年)、富士山の側火山(そっかざん:大きな火山の中腹やふもとにできた小さな火山)である長尾山が噴火したとき、流れ下った熱い溶岩の中にできたトンネルです。1929年に国の天然記念物に指定されました。
一年中、氷がある環状の洞窟
洞窟は輪のような形につながっていて、全長は153m。洞内の平均気温は約3℃で、一年を通して氷が見られます。
天井からしみ出た水が凍ってできる氷柱は、冬から春にかけて大きくなり、4月ごろが見ごろです。大きなものは直径約50cm、高さ約3mにもなります。洞窟は一周して出口に戻る順路になっていて、でこぼこした溶岩の壁や天井を見ながら歩きます。
天井の低さと階段に注意
洞内は全体的に天井が低く、いちばん低いところは約91cmしかありません。かがんで進む場所もあります。石の階段はぬれていて滑りやすく、春は氷でさらに滑りやすくなります。帰りは21mを一気に上る階段があります。
狭く危ない場所もあるため、身長100cmに満たない子どもは入れず、子どもをおんぶや抱っこして入ることもできません。ペットはキャリーケースに入れていても入れません。
行き方
富士急行線の河口湖駅からバスで約30分です。西へ約800mのところには、もうひとつの溶岩洞窟「富岳風穴(ふがくふうけつ)」があり、同じ公式サイトで案内されています。あわせて見学することもできます。
営業時間は季節や洞内の状況によって変わり、12月には休業期間があります。出かける前に公式サイトで確認してください。混雑時はモバイルチケットを使うと窓口に並ばずに入れます。
ヒント
- 真夏でも洞内は冬のように冷えます。上着を1枚持って行きましょう。
- かかとの高い靴は危険です。滑りにくい、歩きやすい靴で行きましょう。
- 雨の日でも楽しめる場所なので、河口湖周辺で天気が崩れた日の行き先にも向いています。
出典
- 鳴沢氷穴 | 富士山の洞窟 天然記念物 富岳風穴・鳴沢氷穴(公式)
- 入洞前の注意事項 | 富岳風穴・鳴沢氷穴(公式)
- 富士山の洞窟 天然記念物 富岳風穴・鳴沢氷穴(公式)
- 鳴沢氷穴/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。