榛名神社
Haruna Shrine
杉の巨木と奇岩に囲まれた約700mの参道を登ると、巨大な岩に寄り添うように社殿が建っています。1400年以上の歴史をもつ、群馬県・榛名山の神社です。
1400年以上の歴史をもつ山の神社
榛名神社(はるなじんじゃ)は、群馬県高崎市の榛名山の中腹にある神社です。用明天皇の時代(586年)に祭祀の場が設けられたと伝わり、2026年は「御鎮座1440年」にあたります。927年にまとめられた『延喜式(えんぎしき)』の神名帳(格式の高い神社の一覧)にも名前が載っています。
古くから火伏せ(火事を防ぐこと)、開運、五穀豊穣、商売繁盛にご利益があるとされ、雨乞いの神社としても信仰されてきました。江戸時代には天台宗の寺と一体となって栄え、山の信仰の中心地でした。
巨岩と杉の参道を歩く
神社の入口から社殿までは、清流に沿って約700mの参道が続きます。老杉が空をおおい、大きな岩や形の変わった岩が次々に現れる道で、歩いて登ること自体がこの神社の魅力です。
参道には、戦国武将の武田信玄が戦勝を祈って矢を射立てたと伝わる「矢立杉(やたてすぎ)」があり、国の天然記念物に指定されています。1855年に建てられた「双龍門(そうりゅうもん)」は、扉に丸く文様化された龍の彫刻がほどこされた総けやき造りの門です。
御姿岩と本殿
本殿(本社・幣殿・拝殿)は1806年に再建された権現造(ごんげんづくり、複数の建物をつないだ神社建築)の建物で、国の重要文化財です。本社は「御姿岩(みすがたいわ)」という巨大な岩に接していて、岩の奥に御神体がまつられています。龍などの彫刻も数多く見られます。
境内の重要文化財の建物は2017年から順番に保存修理が行われ、2026年1月までに国祖社・額殿、双龍門、本社・幣殿・拝殿の修理が終わりました。神楽殿(かぐらでん、神に舞を奉納する建物)は2028年12月末までの予定で修理中で、覆い屋に囲まれていて見ることができず、神楽の奉納も休止しています。
行き方と参拝の準備
JR高崎駅西口から群馬バスの榛名湖行きに乗り、「榛名神社前」で降りて歩いて約15分です(バスの所要時間は約70分)。車の場合は、高崎市街地方面から県道を上っていきます。
門前には、宿坊(しゅくぼう、参拝者が泊まるための宿)の建物が並ぶ町並みが残っています。参拝できる時間は季節で変わるので、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 社殿までは約700mの上り坂です。歩きやすい靴で出かけましょう。境内には飲み物の自動販売機がないので、夏は特に水を持っていくと安心です。
- 大雨のときは、榛名湖方面から神社へ向かう県道が通行止めになることがあります。雨が続いた後は、神社の公式サイトのお知らせを確認してください。
- 御朱印(ごしゅいん、参拝の証にいただく印)は、御朱印帳へ直接書いてもらえるのは平日のみで、土日祝日は書き置きの紙での授与になります。
- 5月には神社へ続く県道が自転車レースのために午前中通行止めになる日があります。
出典
- 榛名神社公式サイト
- お知らせ(保存修理工事・拝観時間)| 榛名神社公式サイト
- 境内 | 榛名神社公式サイト
- 歴史 | 榛名神社公式サイト
- 交通案内 | 榛名神社公式サイト
- 榛名神社 | 心にググっと観光ぐんま
- 榛名神社 | 高崎観光協会
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。