白山比咩神社
Shirayama Hime Shrine
霊峰・白山をまつる、全国約3,000社の白山神社の総本宮。大きな杉の木が立つ参道を上っていくと、静かで厳かな空気に包まれます。
白山の神をまつる、白山神社の総本宮
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、石川県白山市にある神社です。北陸の霊峰・白山(はくさん)を神の山として敬う「白山信仰」の中心で、全国に約3,000社ある白山神社の総本宮(すべての白山神社のおおもと)とされています。地元では「しらやまさん」と呼ばれて親しまれています。
また、昔の加賀国(かがのくに:いまの石川県南部)で最も格式の高い神社を意味する「加賀一ノ宮」でもあります。白山の山頂近くには奥宮(おくみや:山の上にある、本社と対になる社)があり、ふもとのこの神社が本宮にあたります。
「むすび」の女神・菊理媛尊
まつられているのは、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)、またの名を菊理媛尊(くくりひめのみこと)という女神と、日本の国を生んだとされる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の夫婦の神です。
神話では、菊理媛尊はけんか別れしたイザナギとイザナミの間を取り持ったとされます。「くくり」は「括る(くくる:まとめて結ぶ)」に通じることから、人と人を結ぶ縁結びや和合の神としても信仰されています。
神社の伝えでは、始まりは紀元前91年(崇神天皇7年)とされ、その後何度か場所を移し、1480年の大火のあと現在の地に移りました。今の本殿は1770年に建てられたものです。
大木に囲まれた表参道
正面の表参道は約250mの上り坂で、樹齢千年ともいわれる杉やあすなろ(ヒノキの仲間の木)がそびえています。木々の間を歩いて本殿に向かうと、自然そのものを神聖なものとする日本の神社らしさを感じられます。
境内には、国宝の刀をはじめ神社に伝わる品を展示する宝物館もあります(冬は閉館。時間と料金は公式サイトで確認してください)。
行き方
電車なら、金沢駅からIRいしかわ鉄道で西金沢駅へ行き、北陸鉄道石川線に乗り換えて終点の鶴来(つるぎ)駅へ。鶴来駅からはバスかタクシーで約5分、歩くと約30分です。駅でレンタサイクルを使えば約10分です。
車なら、北陸自動車道の美川ICから約20分。無料の駐車場が3か所あります。表参道は上り坂なので、車いすの人は北参道側の駐車場を使うように案内されています。
ヒント
- 正月は参拝客が多く、混雑する時期には臨時のシャトルバスが出ます。静かにお参りしたいなら、正月や休日を避けるとよいでしょう。
- 表参道は約250mの上り坂です。車いすやベビーカーの場合は、神社の案内どおり北参道側の駐車場を使いましょう。
- 毎月1日には、ひと月の無事を願ってお参りする「おついたちまいり」に多くの人が訪れます。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。