寒霞渓ロープウェイ
Kankakei Ropeway
小豆島の奇岩の渓谷・寒霞渓(かんかけい)を、ゴンドラで約5分かけて上ります。窓の外には切り立った岩と、その先の瀬戸内海が広がります。
火山がつくった渓谷、寒霞渓
寒霞渓は、瀬戸内海で2番目に大きな島・小豆島(しょうどしま)のほぼ真ん中にある渓谷です。島でいちばん高い星ヶ城山(ほしがじょうさん)と四方指(しほうざし)の間にあり、約1300万年前の火山活動でできた岩が、長い年月をかけて削られ、たくさんの奇岩と崖になりました。
昔は「神懸山(かみかけやま)」などと呼ばれていましたが、1878年に儒学者の藤澤南岳(ふじさわ なんがく)が「寒霞渓」と名づけました。1923年に国の名勝に指定され、1934年には、日本で最初に指定された国立公園のひとつ「瀬戸内海国立公園」の代表的な景勝地になりました。
空と海と渓谷を見るロープウェイ
ロープウェイは1963年に開通しました。麓の「こううん駅(紅雲亭)」と「山頂駅」を、40人乗りのゴンドラが約5分で結びます。運営会社は「空・海・渓谷」を一度に見られるロープウェイだと紹介していて、ゴンドラからは岩の渓谷と、その向こうの内海湾(うちのみわん)が見えます。
春は新緑、秋は紅葉、冬は冬景色と、季節によって表情が変わります。いちばん人気があるのは紅葉の時期で、例年11月上旬から下旬が見頃です。高低差があるので、山頂から麓へと順に色づき、比較的長く楽しめます。
山頂でできること
山頂駅の近くには展望台が2か所あり、晴れた日には内海湾から瀬戸内海、その先の四国の山並みまで見渡せます。展望台では、素焼きの小さな皿を的に向かって投げる「かわらけ投げ」ができます。的に入るとご利益があるとされています。
2022年の瀬戸内国際芸術祭(3年に一度の現代アートの祭典)で作られた、彫刻家・青木野枝さんの作品「空の玉/寒霞渓」も山頂に常設されています。
歩いて下る、行き方
寒霞渓には、奇岩を巡る登山道「表十二景(おもてじゅうにけい)」と「裏八景(うらはっけい)」があります。公式サイトによると、どちらも片道約1時間です。上りはロープウェイ、下りは歩く、という組み合わせもできます。
小豆島へは、高松港から土庄港(とのしょうこう)などへフェリーや高速艇が出ています。島内では、草壁港(くさかべこう)とこううん駅を結ぶ無料シャトルバスが季節運行されているほか、路線バスやレンタカーも使えます。運行時刻や運賃は季節で変わるので、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 紅葉の時期は、ほかの季節と運賃が異なり、混雑もします。運休日も含めて、公式サイトの営業カレンダーを確かめてから出かけましょう。
- 最終便では往復できません。山頂でゆっくりしたいなら、早めの便で上がりましょう。
- 登山道は国立公園の特別地域にあります。サルやイノシシ、スズメバチやマムシなどに注意し、ゴミは持ち帰りましょう。
出典
- ロープウェイ|寒霞渓ロープウェイ(公式) (新しいタブで開きます)
- 寒霞渓の魅力|寒霞渓ロープウェイ(公式) (新しいタブで開きます)
- 寒霞渓での過ごし方|寒霞渓ロープウェイ(公式) (新しいタブで開きます)
- アクセス|寒霞渓ロープウェイ(公式) (新しいタブで開きます)
- 【紅葉スポット】寒霞渓|うどん県旅ネット (新しいタブで開きます)
- 寒霞渓ロープウェイ最新情報2026|小豆島町 (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。