丸亀城
Marugame Castle
江戸時代の天守がそのまま残る、全国でも数少ない城のひとつ。山すそから頂上まで4段に重なる石垣は、合わせた高さが日本一といわれます。
400年を超える「石垣の名城」
丸亀城は、香川県丸亀市の中心にある高さ66mほどの丘「亀山(かめやま)」に築かれた城です。1597年に生駒親正(いこま ちかまさ)と息子の一正が築城を始め、数年がかりで城の骨組みができあがりました。
いま山頂に立つ天守(てんしゅ:城の象徴となる高い建物)は、1660年に京極家の時代に完成したものです。日本には江戸時代以前の天守が今も残る城が12しかなく、「現存十二天守」と呼ばれます。丸亀城はそのひとつで、天守、大手一の門、大手二の門は国の重要文化財に指定されています。「日本100名城」にも選ばれています。
空に向かって反り返る石垣
丸亀城の主役は石垣です。山のふもとから頂上まで石垣が4段に重なり、合わせた高さはおよそ60m。丸亀市は「高さ日本一の石垣」と紹介しています。
下のほうはゆるやかで、上に行くほど垂直に近づく美しい曲線は、扇を開いたような形から「扇の勾配(おうぎのこうばい)」と呼ばれます。大手門から天守へ向かう急な坂を上りながら、見上げる角度が変わるたびに石垣の表情も変わっていきます。
天守は小ぶりですが、公開時間内は中に入ることができます。
石垣の修復工事(2028年3月末まで)
2018年7月と10月、大雨と台風の影響で、城の南西側の石垣(三の丸と帯曲輪)が大きく崩れました。丸亀市は崩れた石と解体が必要な石を合わせて約6,000個を、元の位置に戻しながら積み直す工事を続けています。
当初は2026年3月末の完成予定でしたが、回収した石の量が想定より多かったことなどから、完成目標は2028年3月末に延びました。工事の状況によって見学できる範囲が変わることがあるので、丸亀市の「石垣修復情報」で確認してください。
行き方と見学の目安
JR予讃線の丸亀駅から歩いて約15分です。高松からは予讃線で丸亀駅まで乗り換えなしで行けます。城の一帯は「亀山公園」として開かれていて、ふもとには城や藩主の家について紹介する丸亀市立資料館もあります。
丸亀市によると、大手門から天守までは歩いて片道約20分です。天守の公開時間は公式サイトで確認してください。
ヒント
- 大手門から天守までは急な上り坂が続きます。歩きやすい靴で出かけましょう。
- 天守に入るつもりなら、公開時間の終わりぎりぎりに着かないよう、上り坂の時間(片道約20分)を見込んでおきましょう。
- 城の敷地内にはペットを連れて入れますが、天守などの文化財の建物の中には入れません。
出典
- 丸亀城 - 丸亀市公式ホームページ
- 丸亀城石垣崩落復旧整備事業の完成目標が令和10年3月末まで延長されます - 丸亀市公式ホームページ
- 石垣修復情報 - 丸亀城 - 丸亀市公式ホームページ
- 交通アクセス - 丸亀城 - 丸亀市公式ホームページ
- よくあるご質問について - 丸亀城 - 丸亀市公式ホームページ
- 丸亀城 - Wikipedia
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。