曽木の滝
Sogi Falls
幅210mにわたって川全体が岩の上を流れ落ちる、「東洋のナイアガラ」と呼ばれる滝。秋には、白い水しぶきとモミジやイチョウの色がよく映えます。
「東洋のナイアガラ」
曽木の滝(そぎのたき)は、鹿児島県北部の伊佐市(いさし)を流れる川内川(せんだいがわ)にある滝です。高さは12mと高くはありませんが、幅が210mもあり、川幅いっぱいに水が落ちていく様子から「東洋のナイアガラ」と呼ばれています。
水は「千畳岩(せんじょういわ)」と呼ばれる岩盤の上を勢いよく流れ、ごうごうという音を立てています。この岩は、火砕流(かさいりゅう:高温の火山灰や岩が一気に流れ下る現象)の堆積物からできたものです。平成の時代に選ばれた「平成百景」では24位になりました。
季節ごとの見どころ
滝のまわりは「曽木の滝公園」として整備されています。公園にはモミジが約480本、イチョウが約50本あり、秋の紅葉の季節は特ににぎわいます。見ごろは例年11月下旬から12月上旬ごろで、11月下旬には「もみじ祭り」も開かれます。
春は3月下旬から4月上旬ごろに桜が咲きます。梅雨の時期は水量が増え、いっそう迫力のある流れが見られます。
滝と水害対策、発電所の跡
滝の横には、洪水のときに水を逃がすための「曽木の滝分水路」がつくられています。2006年7月の豪雨をきっかけに整備されたもので、景観を守りながら洪水対策をした点が評価され、2012年にグッドデザイン賞を受けました。
滝から約1.5km下流には、かつて国内でも最大級だった曽木発電所の跡があります。ふだんはダム湖の底に沈んでいて、水位が下がる5月から9月ごろにだけ、れんが造りの建物が姿を見せます。
行き方
公園の公式サイトでは、車でのアクセスが案内されています。九州自動車道の栗野(くりの)ICから約30分、霧島温泉の周辺から約55分、九州新幹線の出水(いずみ)駅から約60分です。
公園は入場無料で、約200台分の無料駐車場があります。食事処や土産物店もあり、車いすの貸し出しもあります。
ヒント
- 紅葉を見るなら、例年11月下旬から12月上旬ごろが目安です。色づき具合は年によって変わるので、出かける前に最新の情報を確認しましょう。
- 公園にはレストランや土産物店が集まっているので、昼食をとりながらゆっくり過ごせます。
- 発電所跡を見たいなら、水位が下がる5月から9月ごろに訪れましょう。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。