曽爾高原
Soni Highlands
奈良県東部の山あいに広がる、約40ヘクタールのススキの草原です。秋は昼に銀色、夕方には金色に波打ち、夜は池のまわりに灯籠がともります。
山のふもとに広がるススキの草原
曽爾高原(そにこうげん)は、奈良県の東部、宇陀郡曽爾村にある高原です。倶留尊山(くろそやま、標高1,038m)と亀山(標高849m)の西側の斜面から、ふもとにかけて草原が広がっています。
草原を覆うのはススキ(日本の秋を代表する、穂の出る背の高い草)で、その広さは約40ヘクタール。室生赤目青山国定公園(むろうあかめあおやまこくていこうえん)の中にあり、特に保護が必要な区域に指定されています。
春には毎年「山焼き(やまやき)」が行われ、枯れ草が焼き払われます。そして秋になると、ススキが一面を覆います。
秋のススキと「山灯り」
ススキの見頃は、奈良県の観光サイトによると10月上旬から11月下旬ごろです。昼間は光を受けて銀色に、夕方は西日を浴びて金色に輝きます。
草原の中ほどにある「お亀池(おかめいけ)」は湿地になっていて、その周りの約900mの道に灯籠を並べる「曽爾高原山灯り(やまあかり)」が秋に開かれます。2026年の開催は9月19日から11月23日までで、日没から21時まで灯りがともります。
倶留尊山へ向かう山道もあり、高原を見下ろしながら歩くハイキングを楽しむ人も多い場所です。
行き方
電車の場合は、近鉄大阪線の名張(なばり)駅から三重交通のバスで向かいます。曽爾村によると、名張駅から村まではバスで約45分です。高原近くまで行くバスは季節や曜日によって運行が変わり、運休の時期には手前のバス停から歩くことになります。出かける前に三重交通や曽爾村の案内で時刻を確認してください。
車の場合、曽爾村によると大阪から約2時間、名古屋から約2時間40分です。ススキの季節、特に夕方は道が混み合います。
近くには、国立曽爾少年自然の家、曽爾高原ファームガーデン、日帰り温泉の「お亀の湯」があります。
ヒント
- ススキが最も美しく見えるのは、夕日に照らされる時間帯です。ただし秋の夕方は車が混むので、時間に余裕を持って出かけましょう。
- 山灯りを見たあとは暗い中を歩いて戻ることになります。歩きやすい靴で行き、帰りのバスの時刻も事前に確かめておきましょう。
出典
- 曽爾高原 | 奈良県観光[公式サイト]あをによし なら旅ネット (新しいタブで開きます)
- 曽爾村へのアクセス | 奈良県曽爾村 (新しいタブで開きます)
- 曽爾高原 - Wikipedia (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。