白山公園
Hakusan Park (Niigata)
1873年に日本で最初期の公園の一つとして生まれた、新潟市中心部の歴史ある公園。池と築山のある庭園は国の名勝で、夏には蓮の花が池を覆います。
日本で最初期の公園の一つ
白山公園は、新潟市中央区の中心部にある公園です。となりにある新潟の総鎮守(そうちんじゅ:その地域全体を守る神社)・白山神社の境内だった土地に、1872年に県令(今の県知事にあたる役職)の楠本正隆が公園づくりを始めました。
翌1873年、明治政府の通達を受けて、東京の上野公園や水戸の偕楽園などとともに日本で最初に開設された25か所の公園の一つとして認められました。1989年には「日本の都市公園100選」に選ばれ、2018年10月には国の名勝(めいしょう:景色や庭園として価値が高い場所)に指定されています。
池と築山の回遊式庭園
公園は、歩いてめぐりながら景色を楽しむ「回遊式庭園」になっていて、池や築山(つきやま:土を盛ってつくった小さな山)、花の咲く木々が配置されています。東側には「ひょうたん池」、西側には「蓮池」があり、松や梅を中心に、ツツジや藤も植えられています。
築山の一つ「御幸ヶ丘(みゆきがおか)」は、1878年の明治天皇の訪問を記念してつくられたものです。園内には石灯籠や、新潟の歴史を伝える記念碑も点在しています。
燕喜館と四季の景色
園内の「燕喜館(えんきかん)」は、明治時代の新潟の大きな商家の邸宅の一部を移して建て直したものです。茶室や奥座敷は茶道などの文化活動に使われ、見学することもできます。蓮池を眺められる場所に建っています。
春は4月中旬から下旬に桜が咲き、となりの文化施設「りゅーとぴあ」へ続く空中庭園では夜桜のライトアップも行われます。8月中旬ごろには蓮池に蓮の花が咲き、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに表情が変わります。
行き方
新潟駅からはバスで約15分です。JR越後線の白山駅からも歩いて行けます。車の場合は駐車場(有料)があります。白山神社へのお参りとあわせて訪れやすい場所です。
ヒント
- 蓮の花を見るなら8月中旬ごろ、桜なら4月中旬から下旬が目安です。年によって時期は前後します。
- 燕喜館は文化活動に使われているため、見学できる時間や日は公式情報で確認してから出かけましょう。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。