埼玉県 · 町並み
菓子屋横丁
Kashiya Yokocho (Penny Candy Alley)
石畳の細い路地に、昔ながらの駄菓子や飴、だんごの店が集まる川越の横丁。醤油の焼ける香りに誘われて、少しずつ買って食べ歩くのが楽しい場所です。
明治から続く「お菓子の路地」
菓子屋横丁は、埼玉県川越市の元町にある、菓子店が軒を連ねる路地です。「横丁」とは、大通りから一本入った細い通りのこと。ここでは明治の初めごろからお菓子づくりが行われ、のれん分け(修業した職人が同じ屋号で独立して店を出すこと)によって店が増えていきました。
1923年の関東大震災で東京が大きな被害を受けたあとは、東京の代わりにお菓子を作って全国に送り出す役目を担いました。最も多かった時期には、約70軒が並んでいたといわれています。
駄菓子、飴、だんごを食べ歩き
今も、昔ながらのやり方でお菓子を作り続ける店が並んでいます。売られているのは、駄菓子(だがし:子どもがお小遣いで買える、安くて素朴なお菓子)、ハッカ飴やニッキ(シナモンに似た香りの木の皮)の飴、だんご、砂糖をふくらませて作るカルメ焼きなど。色とりどりのお菓子が店先に並び、見ているだけでも楽しめます。
路地には醤油を焼く香ばしい香りや、飴の甘い香りが漂っています。この「香り」の風景は、2001年に環境省の「かおり風景100選」に選ばれました。
蔵造りの町並みと一緒に歩く
菓子屋横丁は、蔵造りの町並みで知られる川越の中心部にあります。「一番街」の蔵造りの通りや「時の鐘」とあわせて、歩いて回ることができます。
行き方は、JR・東武東上線の「川越駅」からバスで「菓子屋横丁」バス停まで行くのが便利です。西武新宿線の「本川越駅」からは歩いて約15分です。
ヒント
- 小さな店が多いので、いろいろな店で少しずつ買うと、たくさんの種類を味わえます。
- 川越駅からはバスが便利です。一番街や時の鐘、川越氷川神社と組み合わせて、町歩きのルートに入れましょう。
- 営業時間や定休日は店ごとに違います。目当ての店がある場合は、事前に確認してください。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。