川越氷川神社
Kawagoe Hikawa Shrine
約1500年の歴史をもつ川越の総鎮守で、夫婦と家族の神様を祀る「縁結びの神社」。木製として日本最大級の大鳥居や、鯛の形をしたおみくじが迎えてくれます。
夫婦と家族の神様を祀る、縁結びの神社
川越氷川神社は、6世紀の欽明天皇の時代に創建されたと伝わる古い神社です。室町時代に川越城が築かれてからは城の守り神とされ、江戸時代には川越藩の総鎮守(そうちんじゅ:地域全体を守る中心的な神社)として歴代の城主に大切にされてきました。地元では「お氷川様」と呼ばれています。
祀られているのは5柱の神様です。主祭神のスサノオノミコトとその妻クシイナダヒメノミコト、2人の子とされるオオナムチノミコト(出雲大社の縁結びの神様としても知られます)、そしてクシイナダヒメノミコトの両親の2柱です。夫婦と家族がそろって祀られていることから、「縁結び」(よい出会いや人とのつながりを結ぶこと)の神様として信仰を集めています。日柄のよい日(結婚式などに縁起がよいとされる日)には、白無垢(しろむく:神前式で花嫁が着る白い着物)姿の花嫁を見かけることもあります。
大鳥居と、2026年に重要文化財になった本殿
東側の参道には、高さ15mの大鳥居が立っています。木でできた鳥居としては日本最大級で、中央の額の文字は幕末の政治家・勝海舟が書いたものです。境内には、樹齢500年を超えるケヤキのご神木もあります。
本殿は江戸時代後期に、当時の川越城主と地元の人々の寄進によって建てられました。建物の全面に「江戸彫り」と呼ばれる細かな彫刻が施されていて、2026年5月に国の重要文化財に指定されました。
毎年10月に行われる「川越まつり」は、この神社の例大祭(年に一度のいちばん大きなお祭り)に合わせて行われる付祭りで、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
鯛みくじ、縁結び玉、絵馬のトンネル
人気なのが、鯛の形をした「鯛みくじ」です。赤い「一年安鯛みくじ」と、恋愛についてのピンクの「あい鯛みくじ」があり、季節や期間によってはほかの色が登場することもあります。
境内の小石を巫女(みこ:神社で神事を手伝う女性)が麻の網で包んだ「縁結び玉」は、毎朝、数を限って無料で授けられています。木の札に願いごとを書いて奉納する絵馬(えま)がずらりと並んだ「絵馬トンネル」も、写真を撮る人が多い場所です。
夏(2026年は6月27日〜9月6日)には、約2,000個の江戸風鈴を境内に飾る「縁むすび風鈴」が開かれ、夜は明かりが灯ります。
行き方
最寄り駅はJR・東武東上線の「川越駅」と、西武新宿線の「本川越駅」ですが、どちらからも歩くと距離があるため、バスが便利です。川越駅・本川越駅から東武バスや「小江戸巡回バス」に乗り、「川越氷川神社」または「氷川神社前」で降りればすぐです。
蔵造りの町並みが残る一番街や時の鐘からも歩いて行けるので、川越の町歩きと組み合わせるのがおすすめです。神社に無料の駐車場はありません。
ヒント
- 縁結び玉は毎朝の数が限られているので、欲しい人は早い時間に行きましょう。
- 神社に専用の無料駐車場はないため、電車とバスで行くのが便利です。
- 夏の「縁むすび風鈴」の期間は、夕方から境内に明かりが灯ります。時期が合えば、日が暮れてからもう一度訪れてみてください。
出典
- 川越氷川神社(公式サイト)
- 川越氷川神社|ご由緒・ご祭神
- 川越氷川神社|アクセス
- 川越氷川神社|季節の祭事
- 川越氷川神社|小江戸川越観光協会
- 氷川神社 (川越市) - Wikipedia
- 縁結びで有名「川越氷川神社」とは?(縁結び玉・鯛みくじ)
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。