巾着田
Kinchakuda
川の蛇行がつくった巾着形の平地に、秋は約500万本の曼珠沙華(ヒガンバナ)が真っ赤に咲きそろう場所。春の菜の花、秋のコスモスも楽しめます。
川がつくった「巾着」の形
巾着田(きんちゃくだ)は、埼玉県日高市を流れる高麗川(こまがわ)が大きく曲がりくねってできた、川に囲まれた平地です。その形が、口をひもで締める袋「巾着(きんちゃく)」に似ていることから、この名前がつきました。直径は約500m、面積は約22ヘクタールあります。
「高麗(こま)」という地名は、716年に朝鮮半島の高句麗から渡ってきた人々がこの地に高麗郡を置いたことに由来します。巾着田はもともと田んぼとして使われていた土地です。
500万本の曼珠沙華
巾着田がいちばんにぎわうのは秋です。日高市によると、ここには約500万本の曼珠沙華(まんじゅしゃげ:ヒガンバナの別名。秋のお彼岸のころに咲く赤い花)が咲き、日本最大級の群生地とされています。林の中まで一面が赤く染まる景色は、赤いじゅうたんを敷きつめたようです。
開花に合わせて「巾着田曼珠沙華まつり」が開かれ、開花期間中は曼珠沙華公園への入場が有料になります。2026年は発芽と開花が例年より2週間ほど遅れ、9月30日の開花速報では「見頃を過ぎつつある」とされています。
曼珠沙華のほかにも、春は桜と菜の花、夏はアジサイ、秋はコスモスと、季節ごとに花が咲きます。
行き方
最寄り駅は西武池袋線の高麗駅で、駅から歩いて約15分です。JR高麗川駅や飯能駅からは国際興業バスで「巾着田」バス停まで行き、そこから徒歩約3分です。
曼珠沙華の時期は周辺の道路や駐車場がとても混むため、日高市は公共交通機関の利用を呼びかけています。開花状況は公式サイトの開花速報で確認できます。
ヒント
- 曼珠沙華の見ごろは年によって大きく変わります。出かける前に、公式サイトの開花速報を確認しましょう。
- 開花期は三脚や一脚の使用が禁止されています。写真を撮る人は手持ちで撮れる準備をしていきましょう。
- まつりの終盤は入場が無料になることがあります(2026年は10月1日から無料)。花の状態とあわせて、日高市の案内を確認しましょう。
出典
- 曼珠沙華の里「巾着田」公式ホームページ(日高市) (新しいタブで開きます)
- 開花速報|曼珠沙華の里「巾着田」 (新しいタブで開きます)
- 巾着田曼珠沙華まつり|日高市 (新しいタブで開きます)
- 巾着田曼珠沙華公園|ちょこたび埼玉 (新しいタブで開きます)
- 巾着田 - Wikipedia (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。