出雲大社
Izumo-taisha Grand Shrine
日本神話の舞台として知られる、縁結びの神様をまつる神社。国宝の御本殿や巨大なしめ縄を見上げ、ここだけの「四拍手」でお参りできます。
神話の神様・大国主大神の社
出雲大社(いずもおおやしろ/いずもたいしゃ)は、島根県出雲市にある神社です。まつられているのは大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。日本の古い神話に登場する神様で、傷ついたうさぎを助ける「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の物語でも知られています。
大国主大神は縁結び(えんむすび:人と人、とくに男女の良い出会いを結ぶこと)の神様として親しまれています。神話の中で多くの女神と結ばれ、たくさんの子どもがいたことにちなむと、出雲観光協会は紹介しています。
国宝の御本殿と巨大なしめ縄
今の御本殿(ごほんでん:神様がいらっしゃる一番大切な建物)は1744年に建てられたもので、高さは約24m。「大社造(たいしゃづくり)」という、日本の神社建築でもっとも古い様式とされ、1952年に国宝に指定されました。
言い伝えでは、昔の本殿はさらに高く、平安時代には約48mあったとされます。2000年には境内から、3本の大木を束ねた巨大な柱が見つかりました。その姿は、古い設計図に描かれていたとおりのものでした。
もうひとつの見どころが、神楽殿(かぐらでん)にかかる大しめ縄(しめなわ:神聖な場所を示すわらの縄)です。長さ13.6m、重さ5.2tあり、日本でも最大級の大きさです。
お参りは「二礼四拍手一礼」
日本の多くの神社では「二礼二拍手一礼(2回おじぎ、2回手をたたき、1回おじぎ)」でお参りしますが、出雲大社の作法は「二礼四拍手一礼」です。出雲大社によると、5月14日の例祭では8回手をたたきます。日本では「8」は昔から限りない数を表すとされ、ふだんはその半分の4回でお参りする、という考え方です。
旧暦の10月は、全国では「神無月(かんなづき:神様がいない月)」と呼ばれますが、出雲では全国の神様が集まる月として「神在月(かみありづき)」と呼びます。2026年は、11月18日夜の神迎神事(かみむかえしんじ)に始まり、11月25日の神等去出祭(からさでさい)まで、神在祭などの祭りが続きます。
行き方
JR出雲市駅から一畑バスで20〜25分ほどです。電車なら、一畑電車の電鉄出雲市駅から川跡駅で乗り換えて、出雲大社前駅で降ります。
近くの稲佐の浜(いなさのはま)は、国譲り(くにゆずり)や国引き(くにびき)の神話の舞台とされる海岸です。時間があれば、あわせて訪ねると神話の世界がより身近になります。
ヒント
- 御本殿だけでなく、境内のお社はどれも「二礼四拍手一礼」でお参りします。まわりの人に合わせて、4回手をたたいてみましょう。
- 神在月(2026年は11月)は、神迎神事や神在祭を目当てに多くの人が訪れます。周辺は交通規制がかかることもあるので、出かける前に公式サイトのお知らせを確認してください。
- 境内ではドローンの使用が制限されています。空撮を考えている人は、公式サイトの案内を確認してください。
出典
- 出雲大社(公式)
- 御本殿 | 出雲大社(公式)
- 出雲大社での参拝はどのようにするのでしょうか? | 出雲大社(公式)
- 令和8年出雲大社祭日表 | 出雲大社(公式)
- 出雲大社|出雲観光ガイド(出雲観光協会公式)
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。