水木しげるロード
Mizuki Shigeru Road
『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるが育った境港市の商店街。約800mの通りに170体を超える妖怪のブロンズ像が並び、夜は妖怪の影絵が道に浮かびます。
妖怪で町をよみがえらせた商店街
水木しげるロードは、鳥取県境港市のJR境港駅から水木しげる記念館まで続く、約800mの通りです。道の両側に、妖怪(ようかい:日本の民間伝承に出てくる不思議な生き物やお化け)のブロンズ像が並んでいます。
漫画家の水木しげる(1922〜2015年)は境港市で育ち、代表作『ゲゲゲの鬼太郎』で日本中に妖怪を広めました。通りが生まれたのは1993年。店のシャッターが閉まったままの「シャッター通り」になりかけていた商店街を、町の出身である水木しげるの妖怪で盛り上げようと、23体の銅像から始まりました。
ブロンズ像めぐりとスタンプラリー
像はその後も増え続け、2018年7月の大規模なリニューアルで177体になりました。このとき、像は妖怪がすむ場所(水辺、山、家の中など)ごとにエリア分けして並べ直され、歩道も広げられています。鬼太郎や目玉おやじ、ねずみ男のような有名なキャラクターから、日本各地の言い伝えに出てくる妖怪まで、1体ずつ名前を確かめながら歩けます。
観光案内所や通りのお店では、妖怪のガイドブックを買って、通り沿いのスタンプを集めるスタンプラリーに参加できます。通りには「妖怪神社」もあり、境港観光協会の公式サイトによると、観光案内所などから特別な妖怪の消印が押される「妖怪ポスト」で手紙を出すこともできます。
日が暮れてからの楽しみ
2018年のリニューアルで夜のライトアップが始まりました。日没から夜10時ごろまで、ブロンズ像が照らされ、50種類を超える妖怪の影絵が道路に映し出されます。目玉おやじの形をした街灯もあります。昼に像を見て、夜にもう一度歩くと、同じ通りでも雰囲気ががらりと変わります。
行き方
通りの入口はJR境線の境港駅のすぐ前です。境線では、鬼太郎などのキャラクターを描いたラッピング列車が走り、2005年からは沿線の駅にそれぞれ妖怪にちなんだ愛称がつけられています。米子空港(米子鬼太郎空港)からは、路線バスで境港方面へ向かうこともできます。
通りの終点には水木しげる記念館があり、駅から記念館までは歩いて10分ほどです。通りと記念館をあわせて回る計画を立てるとよいでしょう。
ヒント
- 観光案内所などで売っている妖怪のガイドブックを手に歩くと、像の妖怪がどこに伝わる、どんな妖怪なのかが分かり、写真を撮るだけより楽しめます。
- 影絵のライトアップは日没後なので、日帰りなら夕方まで残る計画にしましょう。
- 通りの終点の水木しげる記念館とセットで回ると、妖怪たちを生んだ水木しげる本人の人生まで知ることができます。
出典
- 水木しげるロード | 水木しげる記念館(公式)
- 水木しげるロードの遊び方|境港観光ガイド(境港観光協会)
- 「水木しげるロード」リニューアルオープン | 鳥取県のプレスリリース
- 水木しげる先生 | とりネット(鳥取県公式サイト)
- Mizuki Shigeru Road and Mizuki Shigeru Museum | CHUGOKU+SHIKOKU×TOKYO
- 水木しげるロード - Wikipedia
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。