鳥取砂丘
Tottori Sand Dunes
日本海に沿って続く、日本では珍しい大きな砂丘。風がつくる砂の模様や、砂の丘の上から見下ろす海の青さは、ここでしか味わえない景色です。
10万年かけて生まれた砂の丘
鳥取砂丘は、鳥取市の日本海沿いに広がる砂丘です。中国山地から千代川(せんだいがわ)によって海へ運ばれた砂が、強い風で打ち上げられ、長い年月をかけてできあがりました。JNTOは、形成に約10万年かかったと紹介しています。
砂丘全体は海岸に沿って東西約16km、南北約2.4kmにわたります。観光で訪れる中心部は、千代川の河口から東へ数kmの範囲です。1955年に国の天然記念物に指定され、山陰海岸国立公園の一部です。また、ユネスコ世界ジオパークに認定された「山陰海岸ジオパーク」にも含まれています。
「馬の背」と風がつくる模様
砂丘の中には、「馬の背(うまのせ)」と呼ばれる、砂の壁のような大きな砂丘列があります。鳥取砂丘を代表する景色のひとつです。
砂の表面には、「風紋(ふうもん)」と呼ばれる波のような模様が現れることがあります。風と砂がつくる自然の模様です。また、馬の背の内側のくぼ地には、地下水がわき出してできる「オアシス」と呼ばれる水たまりがあり、季節によって大きさが変わります。
ラクダに乗ったり、サンドボードで砂の斜面を滑ったり、パラグライダーを体験したりと、砂丘ならではのアクティビティもあります。
砂丘を守るためのルール
鳥取砂丘では、条例で砂の上への落書きが禁止されており、違反すると過料(かりょう:行政上の罰金)の対象になります。また、砂丘の海岸での遊泳も条例で禁止されています。
戦後の植林などで砂丘に草が増え、砂の面積が減ってきたため、県や市、ボランティアによる除草活動が続けられています。
行き方と季節
JR鳥取駅のバスターミナルから路線バスで約20分、「砂丘会館」または「砂丘東口」で降ります。砂丘の入口には鳥取砂丘ビジターセンターがあり、砂丘の地形や自然について学べます。
夏の日中は砂が強い日差しを照り返し、夕方には砂が茜色(あかねいろ)に染まります。冬には雪が積もり、砂丘が白一色になることもあります。季節や時間によってまったく違う表情が見られます。
ヒント
- 夏の日中は砂が強い日差しを照り返します。帽子や飲み物を用意して出かけましょう。
- 砂に文字や絵を書くのは条例で禁止されています。記念撮影のつもりでも書かないようにしましょう。
- 砂丘の入口にあるビジターセンターに先に立ち寄ると、砂丘の成り立ちや自然について知ったうえで歩けます。
出典
- 鳥取砂丘ビジターセンター(鳥取砂丘観光ガイド)
- アクセス・駐車場 | 鳥取砂丘ビジターセンター
- 季節 | 鳥取砂丘ビジターセンター
- Tottori Sand Dunes | Travel Japan - Japan National Tourism Organization
- 鳥取砂丘 - Wikipedia
- Tottori Sand Dunes - Wikipedia
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。