エースパック なしっこ館(鳥取二十世紀梨記念館)
Tottori Nijisseiki Pear Museum (Nashikko-kan)
日本で唯一の「梨」がテーマの博物館です。巨大な二十世紀梨の木を見上げ、季節ごとに変わる3品種の梨を食べくらべできます。
鳥取と「二十世紀梨」
なしっこ館(正式名称:鳥取二十世紀梨記念館)は、鳥取県倉吉市(くらよしし)にある、梨をテーマにした博物館です。
館の名前にもなっている「二十世紀(にじっせいき)」は、1888年に千葉県松戸市で見つかった青梨です。ゴミ捨て場に生えていた苗を、松戸覚之助(まつどかくのすけ)という人が育てたのが始まりとされています。鳥取県には1904年に伝わり、それから100年以上、県内で育てられてきました。公式サイトによると、鳥取県は二十世紀梨の栽培面積が日本一です。
巨大な梨の木と遊べる展示
館内の中心にあるのが、枝が直径約20mにも広がる二十世紀梨の巨木です。かつては毎年約4,000個の実をつけていた木で、館のシンボルになっています。
ほかにも、梨づくりの工夫を紹介する展示やシアター、梨と世界の人々との関わりを紹介するコーナーがあります。2階の「不思議ガーデン」は、自分が小さくなって梨畑に入り込んだような気分で遊べる展示で、隠れている虫や動物を探したり、仕掛けを動かしたりして楽しめます。
屋外の「梨ガーデン」では実際の梨の木が育てられていて、4月中旬ごろには白い花が、9月中旬から下旬ごろには実った果実が見られます。
3品種の梨を食べくらべ
いちばん人気は「梨のキッチンギャラリー」です。1年を通して3品種の梨を食べくらべでき(無料入館日を除く)、香りや甘さ、食感の違いを確かめられます。旬の梨のほか、鳥取県で開発された氷温貯蔵(ひょうおんちょぞう:凍る直前の低い温度で保存する方法)の技術で保存した梨も出されます。
収穫の時期には、二十世紀のほか「新甘泉(しんかんせん)」「なつひめ」など、鳥取生まれの品種が並ぶこともあります。出される品種は予告なく変わるので、その日の品種は公式サイトで確認できます。館内のパーラーでは、二十世紀梨のソフトクリームも味わえます。
行き方
館は倉吉パークスクエアの中にあります。JR倉吉駅のバスターミナル2番のりばからバスに乗り、「倉吉パークスクエア」で降ります(約12分)。「倉吉パークスクエア北口」で降りた場合は歩いて約5分です。車なら倉吉駅から約10分です。
倉吉駅へは、大阪から特急「スーパーはくと」で約3時間です。開館時間や休館日、入館料は公式サイトで確認してください。
ヒント
- 梨の旬の9月ごろに訪れると、屋外の梨ガーデンで実った梨を見られ、食べくらべにも旬の品種が並びます。
- 倉吉市の中心部には、白壁の土蔵が並ぶ古い町並みがあります。なしっこ館と合わせて訪れるのもおすすめです。
- 梨の季節には、売店の店頭で梨が販売されることもあります。
出典
- エースパックなしっこ館(鳥取二十世紀梨記念館)公式サイト (新しいタブで開きます)
- 展示案内 | エースパックなしっこ館 (新しいタブで開きます)
- 梨のキッチンギャラリー | エースパックなしっこ館 (新しいタブで開きます)
- 梨ガーデン | エースパックなしっこ館 (新しいタブで開きます)
- 所在地・アクセス | エースパックなしっこ館 (新しいタブで開きます)
- エースパックなしっこ館 | 倉吉観光情報 (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。