富岩運河環水公園
Fugan Canal Kansui Park
富山駅から歩いて10分ほどの、運河を囲む水辺の公園。展望塔のある天門橋からは晴れた日に立山連峰が見え、夜は季節ごとのライトアップが水面に映ります。
運河の歴史を生かした街なかの水辺
富岩運河環水公園(ふがんうんが かんすいこうえん)は、富山市の中心部にある県の公園で、1997年に開園しました。広さは約9.7ヘクタールあります。
公園の中心にあるのが「富岩運河」です。富山の市街地と、北前船(きたまえぶね、江戸時代から明治時代に日本海を行き来した商船)の交易で栄えた港町・岩瀬(いわせ)を結ぶ運河で、公園はこの水運の歴史を取り込んで造られています。「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。
天門橋と赤い糸電話
公園のシンボルは「天門橋(てんもんきょう)」です。橋の両端にエレベーター付きの展望塔があり、公園全体と、晴れた日には立山連峰を見渡せます。
2つの展望塔は、長さ58mの赤い「糸電話」で結ばれていて、紙コップのような受話口を使って塔から塔へ話しかけられます。12月から3月までは休止しています。
水辺のカフェ、噴水、遊覧船
運河沿いにはスターバックスがあり、大きな窓から水辺を眺められる店として知られています。とやま観光ナビでは「世界一美しい」スターバックスとして紹介されています。
公園の東の端にある「泉と滝の広場」では、20分ごとに水のカーテンのような滝が流れ落ちます。夜は、春は桜、夏は富山の海、秋は紅葉、冬はオーロラをイメージしたライトアップが行われます。
遊覧船「富岩水上ライン」に乗ると、運河を下って岩瀬方面へ向かえます。途中には、国の重要文化財の「中島閘門(なかじまこうもん)」があります。閘門とは、水位の違う水路の間で水の高さを調整し、船を上げ下げする仕組みです。
行き方
富山駅から歩いて約9〜10分です。隣には富山県美術館があります。車の場合は公園の駐車場を使えますが、2026年3月から有料になりました。展望塔の利用時間や遊覧船の運航日は、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 立山連峰を見たいなら、空気の澄んだ晴れた日に天門橋の展望塔へ上がりましょう。
- 糸電話は冬(12月〜3月)は使えません。2人で行くなら、それ以外の季節に試してみてください。
- 夕方から夜にかけてはライトアップが始まり、昼とは違う景色になります。時間があれば日が暮れるまで待ってみましょう。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。