元乃隅神社
Motonosumi Shrine
日本海に面した崖の上から、123基の赤い鳥居が海へ向かって連なる長門市の神社です。青い海と緑、朱色の鳥居の組み合わせが、写真で世界に知られるようになりました。
白狐のお告げから始まった神社
元乃隅神社は、山口県長門市の油谷(ゆや)地区、日本海に面した海岸にある神社です。1955年、地元の網元(あみもと:漁船や網を持ち、漁師をまとめる親方)だった岡村斉(ひとし)さんが白い狐のお告げを受けたことがきっかけで建てられたと伝わっています。
以前は「元乃隅稲成神社」という名前でしたが、今は「元乃隅神社」と呼ばれています。島根県の太皷谷稲成神社とは関係のない神社だと、長門市が案内しています。商売繁盛や大漁、海の安全、縁結びなどのご利益があるとされています。
海へ下る123基の鳥居
いちばんの見どころは、1987年から10年かけて奉納された123基の鳥居です。「龍宮の潮吹(りゅうぐうのしおふき)」と呼ばれる岩場の側から、坂道と石段に沿って100m以上続いています。鳥居(とりい)は神社の入口に立つ門のことで、朱色の鳥居がこれだけ並ぶ景色は、アメリカのCNNが選んだ「日本の最も美しい場所31選」にも入りました。
大鳥居の上の方には、高さ約6mの位置に賽銭箱(さいせんばこ:お参りのときにお金を入れる箱)が取り付けられていて、下から投げ入れる「日本一入れにくい賽銭箱」として知られています。
鳥居の先の龍宮の潮吹は、波が岩に打ちつけると海水が吹き上がる場所です。
2026年は参拝できない日に注意
2026年は、3月から11月までの土曜・日曜・祝日を中心に「参拝休止」の日が設けられています。ゴールデンウィークやお盆の期間も休止になり、一部の月は休止ではない週末もあります。山口県観光連盟の案内では、鳥居の補修工事のため、鳥居の中を通ることや高所の賽銭箱も一時的に休止されています。行く前に、長門市や山口県の観光サイトで最新の情報を必ず確認してください。
参拝休止の期間中も、龍宮の潮吹のあたりは見に行くことができるとされています。
行き方
バスや電車だけで行くのは難しい場所です。最寄りのJR山陰本線の長門古市駅や人丸駅からは、タクシーで約20分です。車の場合は、中国自動車道の美祢インターチェンジから約60分かかります。
駐車場(有料)が2か所あります。周りの道は狭い山道なので、時間に余裕をもって出かけましょう。近くには、日本海を見下ろす高台の「千畳敷(せんじょうじき)」もあります。
ヒント
- 2026年は参拝休止日が多く、鳥居の通り抜けも工事で休止しています。出発前に必ず公式の観光サイトで休止日を確認しましょう。
- 公共交通では行きにくいので、レンタカーかタクシーを使う計画を立てておきましょう。
- 鳥居のトンネルは坂と石段が続きます。歩きやすい靴で出かけてください。
出典
- 元乃隅神社 - 長門市ホームページ
- 元乃隅神社|【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ
- 「元乃隅神社」完全攻略ガイド|【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ
- 元乃隅神社 | 山口県長門市観光サイト ななび
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。