Red torii gates winding around a pond in the garden of Takayama Inari Shrine
Photo: D-Chillz, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
青森県 · 神社

髙山稲荷神社

Takayama Inari Shrine

日本海に近い津軽の丘に、朱色の鳥居が龍のようにうねりながら続く神社。池のある庭園をくぐり抜ける鳥居の道は、ここでしか見られない景色です。

津軽の豊作と海の安全を願う稲荷神社

髙山稲荷神社(たかやまいなりじんじゃ)は、青森県つがる市の、日本海に面した七里長浜(しちりながはま)に近い高台にある神社です。創建の年ははっきりしませんが、鎌倉時代から室町時代にこの地を治めた豪族・安藤氏が建てた山王(さんのう)神社が始まりと伝えられています。稲荷の神様が祀られるようになったのは江戸時代です。

祀られているのは宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)など三柱の神様で、五穀豊穣(穀物がよく実ること)、海上安全、商売繁盛などのご利益があるとされます。農業、商工業、漁業に携わる人たちから信仰を集めてきました。参道には、稲荷神社でおなじみの狐の石像が並んでいます。

龍のようにうねる千本鳥居

この神社を有名にしたのが、高さ約2mの朱色の鳥居がいくつも連なる「千本鳥居」です。始まりは約40年前、地元の農家が鳥居を奉納(神社に納めること)したことでした。それに続く人が増えましたが、境内には池のある神苑(しんえん、神社の庭園)があり、まっすぐ並べるのは難しかったそうです。そこで、鳥居の起点に龍神の祠があることから、龍のように曲がりくねった形に並べられました。

鳥居の道は蓮池のまわりを縫うように続きます。鳥居の中を歩くのもいいですし、池の向こう岸から、うねる鳥居の列を眺めるのもおすすめです。高台の展望所からは、鳥居の全体を見下ろせます。

役目を終えた狐たちと四季の景色

高台の展望所の近くには、役目を終えた古い狐の像がたくさん並ぶ一角があります。一体ずつ表情が違い、見ていて飽きません。

春は桜、夏は緑、冬は雪と、季節によって朱色の鳥居の見え方が変わります。9月25日には例大祭(年に一度の大きな祭り)が行われます。

行き方

JR五能線の五所川原(ごしょがわら)駅から車で約30分、JR青森駅からは車で約1時間15分です。駅から歩いて行ける距離ではないので、車やタクシーで向かうのが現実的です。駐車場があります。参拝できる時間は公式サイトや青森県の観光サイトで確認してください。

ヒント

  • 公共交通で行く場合は、五所川原駅や木造(きづくり)駅からタクシーを使うのが一般的です。帰りの足を先に確保しておきましょう。
  • 鳥居のうねりを写真に収めるなら、高台の展望所からがわかりやすいです。
  • 鳥居の道は池のまわりを歩くので、雪の季節は足元に気をつけましょう。

出典

更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。

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