龍飛崎
Cape Tappi
本州の北のはずれ、津軽半島の先にある風の岬。白い灯台の先に津軽海峡が広がり、晴れた日には海の向こうに北海道が見えます。
三方を海に囲まれた「風の岬」
龍飛崎(たっぴざき、竜飛崎とも書きます)は、青森県の津軽半島のいちばん北にある岬です。西は日本海、北は津軽海峡、東は陸奥湾(むつわん)と、三方を海に囲まれています。海からの風がとても強いことから「風の岬」とも呼ばれます。
岬の上には、白く丸い龍飛埼灯台が立っています。「日本の灯台50選」に選ばれた灯台で、津軽海峡を行き交う船を見守っています。晴れた日には、海峡の向こうに北海道の松前半島や函館山が見えます。
階段の国道と歌謡碑
龍飛崎の名物が「階段国道」です。国道339号のうち、岬の下の竜飛漁港から灯台までの区間が362段の階段になっていて、長さは388.2mあります。車が通れない国道として知られ、日本で唯一の階段国道です。冬は通行できません。
灯台の近くには、石川さゆりさんのヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌謡碑があります。1977年の曲で、歌詞の中に「竜飛岬」が出てきます。碑のボタンを押すと、2番の「ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと」から始まる歌が流れます。
ほかにも、作家・太宰治(だざい おさむ)の小説『津軽』の一節を刻んだ文学碑や、川上三太郎の句碑、幕末の思想家・吉田松陰の碑などが点在しています。
海の底をくぐる青函トンネルを知る
岬の近くの道の駅「みんまや」には「青函トンネル記念館」があります。本州と北海道を海の底で結ぶ青函トンネルが、計画から完成までどう造られたかを、映像や模型で紹介しています。
ケーブルカー「もぐら号」に乗ると、工事のときに使われた坑道を通って、海面下140mの体験坑道まで下りられます。記念館は冬のあいだ休館します(2025年度は11月4日〜翌年4月17日)。
行き方
車なら、東北自動車道の青森インターチェンジから約90分です。
鉄道のJR津軽線は、蟹田(かにた)〜三厩(みんまや)間が2022年8月の大雨の被害で運休したままで、2027年4月1日に廃止される予定です。現在は、JR東日本が運行する乗合タクシー「わんタク」が蟹田駅と龍飛埼灯台を結んでいるほか、町営バスもあります。公共交通で行く場合は、出かける前に最新の運行情報と予約方法を確認してください。
ヒント
- 「風の岬」と呼ばれるほど風が強い場所です。夏でも上着を持っていくと安心です。
- 階段国道は冬のあいだ通行止めになります。歩いてみたいなら、雪のない季節に訪れましょう。
- 青函トンネル記念館は冬季休館があるので、行く時期が決まったら開館期間を確認しましょう。
出典
- 龍飛崎|スポット・体験|【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI
- 観光スポット 三厩地区 - 外ヶ浜町
- 青函トンネル記念館|交通の博物館ガイド(交通文化振興財団)
- JR津軽線、一部区間廃止でどう変わる? - マイナビニュース
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。