亀老山展望公園
Kirosan Observatory Park
しまなみ海道の大島の南端、標高307.8mの山頂にある展望公園。来島海峡大橋と、潮が渦を巻く来島海峡を真上から見下ろせます。
しまなみ海道の橋を見下ろす山
亀老山(きろうさん)は、愛媛県今治市の大島(おおしま)の南の端にある標高307.8mの山です。大島は、広島県尾道市と今治市を橋でつなぐ「しまなみ海道」の途中にある島で、山頂一帯は瀬戸内海国立公園に含まれています。
山頂の展望台からは、大島と今治の間にかかる来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)が一望できます。3つのつり橋が連なる、世界で初めての「三連吊橋」です。橋の下の来島海峡は、潮の流れが速いことで知られる日本三大急潮のひとつ。晴れた日には、西日本でいちばん高い山、石鎚山(いしづちさん)まで見えることがあります。2017年には「亀老山山頂から望む来島海峡」が四国八十八景に選ばれました。
隈研吾が設計した「見えない展望台」
展望台は建築家・隈研吾(くま けんご)の設計で、1994年に完成しました。建物を山の中に埋め込み、その上に木を植えることで、遠くから見ると展望台がほとんど目立たないようにつくられています。
壁に囲まれた細い通路を進み、階段を上りきると、急に瀬戸内海のパノラマが広がります。木の橋や階段でつながった展望スペースを歩きながら、少しずつ違う角度の景色を楽しめます。
夜の空中散歩
2026年3月25日から、展望公園のライトアップ「夜の空中散歩(KIROSAN NIGHT SKY WALK)」が始まりました。日没後に点灯し、定期的に行われる来島海峡大橋のライトアップや今治市街の夜景とあわせて楽しめます。点灯時間は季節によって変わるので、今治市のサイトで確認してください。
行き方
車なら、しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の大島南ICから約10分、今治市街からは約20分です。公園の入場は無料で、無料駐車場があります。
路線バスの停留所からは歩くと約2時間かかるので、バスで行くのは現実的ではありません。自転車でしまなみ海道を渡る人は、道の駅「よしうみいきいき館」のレンタサイクルターミナルを起点にする方法もあります。今治市によると、見学時間の目安は40分ほどです。
ヒント
- 2026年9月24日から2027年1月10日(予定)まで、工事のため駐車場の一部が使えません。車で行く場合は、停められないこともあると考えておきましょう。
- 標高307.8mの山頂まで上るので、自転車で行くなら体力と時間に余裕を持って計画しましょう。
- 昼と夜で景色がまったく違います。夕方に着いて、夕景から夜景まで続けて見るのもおすすめです。
出典
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。