金森赤レンガ倉庫
Kanemori Red Brick Warehouse
函館の港町の歴史を伝える、明治時代のレンガ倉庫群。今はショップやレストランが集まり、夕暮れや夜には水辺に映るレンガの色がきれいです。
大火のあとに建てられたレンガの倉庫
金森赤レンガ倉庫は、函館のベイエリア(港沿いの地区)に並ぶ赤レンガの倉庫群です。始まりは、1863年に函館へ来た渡邉熊四郎(わたなべ くましろう)が、1869年に開いた舶来品(輸入品)の店でした。1887年には、ほかの会社の倉庫の建物と土地を買い取って倉庫業を始めます。
1907年、函館の街を大火が襲い、1万2千棟を超える建物が焼け、金森も倉庫6棟を失いました。その後、燃えにくいレンガ造りで建て直し、1909年に完成したのが今の建物です。
倉庫から買い物と食事の場所へ
昭和の終わりごろ、輸送の方法が変わり、倉庫の仕事は減っていきました。そこで1988年、倉庫は商業施設として生まれ変わります。今ではいくつかの建物に分かれ、ショップやレストラン、ビアホール、イベントホールなどが入っています。一部の建物は、今も倉庫として使われています。
ガラス細工やオルゴールづくりの体験ができる店もあり、港をめぐるクルーズ船も出ています。入場は無料で、建物のあいだを歩くだけでも明治の港町の雰囲気を味わえます。
夕方から夜、そして冬のイベント
夕方になると、レンガが琥珀色に染まり、倉庫の前の水面に建物が映ります。夜はライトアップされた倉庫群が、昼とは違う表情を見せます。
冬には、倉庫の前を会場に「はこだてクリスマスファンタジー」というイベントが開かれます。函館の冬を代表するイベントのひとつです。
行き方
函館の市電(路面電車)で「十字街」電停まで行き、歩いて約5分です。函館空港からは車で約30分。営業時間や、買い物をすると駐車料金が割引になるサービスの内容は変わることがあるので、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 写真を撮るなら夕暮れの時間がおすすめです。レンガが琥珀色に染まり、水面にも建物が映ります。
- 冬の「はこだてクリスマスファンタジー」の開催期間は年によって変わるので、函館市の観光サイト「はこぶら」で確認しましょう。
- 入場は無料なので、函館ベイエリアを歩く途中に気軽に立ち寄れます。
出典
- 金森倉庫の生い立ち|金森赤レンガ倉庫(公式)
- 金森赤レンガ倉庫(観光スポット)|函館市公式観光情報 はこぶら
- 金森赤レンガ倉庫|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。