小岩井農場
Koiwai Farm
岩手山のふもとに広がる、1891年に開かれた日本最大規模の農場。羊や馬とふれあい、明治から続く農場の風景の中を歩けます。
荒れ地から生まれた日本最大規模の農場
小岩井農場(こいわいのうじょう)は、岩手県の岩手山のふもとにある農場です。1891年、荒れ地だったこの土地に開かれました。
「小岩井」という名前は、創業に関わった3人の名字から1文字ずつとったものです。小野義真(おのぎしん)の「小」、岩崎彌之助(いわさきやのすけ)の「岩」、井上勝(いのうえまさる)の「井」を合わせています。井上が農場主、岩崎が出資者、小野が保証人という役割でした。
農場全体の広さは約3,000ヘクタールで、日本最大規模の農場とされています。今も酪農などが続けられていて、農場の建物のうち21棟が2017年に国の重要文化財に指定されました。
観光エリア「まきば園」
農場のうち、観光客が楽しめるのが約40ヘクタールの「小岩井農場まきば園」です。羊や馬など動物とのふれあい、農場内をめぐるツアー、ものづくり体験などがあります。
園内には、ラーメンやソフトクリーム、バーベキューなど、食事やおやつを楽しめる店もあります。冬には、夜の農場を光で飾るイルミネーションなどのイベントも行われます。
一本桜と宮沢賢治
農場の牧草地に1本だけ立つ「一本桜」は、明治時代に植えられたエドヒガンという種類の桜です。岩手山を背にした姿がNHKのドラマにも登場し、花の季節には多くの人が訪れます。
岩手出身の詩人・童話作家の宮沢賢治(みやざわけんじ)もこの農場をよく訪れ、1922年の訪問をもとに長い詩「小岩井農場」を書き、詩集『春と修羅』に収めています。
行き方
JR盛岡駅前の10番乗り場から「小岩井農場まきば園」行きのバスで約35分です。車なら盛岡インターチェンジから約15分で、無料駐車場があります。
JR小岩井駅も近くにありますが、まきば園までは歩くと約80分かかり、公式サイトも乗り継ぎの待ち時間があると案内しています。盛岡駅からのバスが便利です。営業時間と入園料は公式サイトで確認してください。
ヒント
- 入園券は事前にデジタルチケットで買うこともできます。混みそうな日は公式サイトから準備しておくと入場がスムーズです。
- 駅名は「小岩井駅」ですが、農場までは約6km離れています。電車で行く場合は、盛岡駅からのバスを使いましょう。
出典
更新日 2026年9月28日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。