国宝 大崎八幡宮
Osaki Hachimangu Shrine
伊達政宗が1607年に建てた、仙台の守り神。漆塗りに極彩色の彫刻をまとった社殿は国宝で、400年以上前の桃山文化の華やかさを今に伝えています。
伊達政宗が仙台に築いた神社
大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)は、仙台藩を開いた伊達政宗が1607年ごろに建てた神社で、伊達家の守り神として大切にされてきました。
社殿(本殿・石の間・拝殿)は1903年に当時の制度で重要な建造物に指定され、1952年に国宝となりました。桃山時代(16世紀後半〜17世紀初め)の様式を伝える貴重な建物で、2000年からは柱の沈みや傾きを直す大規模な修理が行われました。
国宝の社殿「権現造」を見る
社殿は、奥の本殿と手前の拝殿を「石の間」という低い床の部屋でつないだ「権現造(ごんげんづくり)」という形式です。この形式の典型としては最も古い例とされています。
建物は内も外も漆で塗られ、あざやかな色で彩られています。天人や虎、牡丹(ぼたん)などの彫刻や金具が飾られ、石の間の天井には多くの種類の薬草が細やかに描かれています。
新年の炎「どんと祭」
毎年1月14日には、300年以上続く「松焚祭(まつたきまつり)」、通称「どんと祭」が行われます。正月に飾った松飾りやしめ縄などを境内で焚き上げて、新しい年の無事を祈る行事で、仙台市の無形民俗文化財に指定されています。寒さのなかを参拝する「裸参り」でも知られています。
9月の例大祭では、流鏑馬(やぶさめ、馬に乗って走りながら的に矢を射る神事)などの行事が奉納されます。
行き方
仙台駅西口のバスプールから路線バスで約20分です。市内の観光地を回る循環バス「るーぷる仙台」でも「大崎八幡宮前」まで行けます。JR仙山線の国見駅や東北福祉大前駅からは歩いて約15分です。
無料の駐車場もあります。
ヒント
- 社殿の彫刻や色は近くで見るほど細かさがわかります。拝殿の前で少し時間をとってじっくり眺めましょう。
- バス停から社殿までは石段を上ります。歩きやすい靴で行きましょう。
- どんと祭は1月14日の夜に行われます。見に行くなら暖かい服装で出かけましょう。
出典
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。